汚染水による人類の危機 | 日小田良二オフィシャルブログ Powered by Ameba

汚染水による人類の危機

4月に汚染水問題が指摘されていましたが国や原子力規制委員会はなにをしていたのでしょうか?


6月に観測用井戸で高濃度放射性物質を検出と報道があり、なぜ今頃?という疑問がありました。


7月に入ってからは「高濃度放射性物質がさらに上昇」とあり、そして7月22日やっと海への流失を公表しました。


地下水が建屋に流入し続けている現実からすれば、誰が考えても汚染水が海に流失続けていることは明白です。


意図的に東電は隠していたと言われても仕方ありません。


2年数か月間、推測ですが汚染水が漏れ続けていたとしたら、その実態は世界を汚染し続けていると言っても過言ではありません。


8月2日、東電は2011年5月以降に汚染水に含まれて流失した放射性物質のトリチウムの量が20兆~40兆ベクレルに上がるとの試算を発表しました。


体内に蓄積しやすいストロンチウムも今後試算すると言っていますが、すでに魚介類を食べている現実を考えれば、そんななまやさしいことが許されのでしょうか。


故郷を追われ、二度と帰ることのできない人たちが大勢苦しんでいるにもかかわらず政治や国はなにをしているのでしょうか?


日本の国全体が、何かおかしな方向に向かっているような気がします。


その証拠に、危機的状況下でありながら安倍総理はトップセールスといい、何もなかったかのように世界中に原発を売り歩いています。


日本が、そして国民が危機に瀕していることの事実が伝わらない国になってしまったような気がします。