全国議長会研究フォーラム
10日から11日の2日間、愛媛県松山市で第7回全国市議会議長会研究フォーラムが開催されました。
会場のひめぎんホール
このフォーラムは、全国の市議会議員が一堂に会し、さらなる議会の機能強化を目指し、共通する課題や今後の議会のあり方について意見交換を行うとともに議員同士の一層の連携を深めることを目的として開催されています。
3000人が埋め尽くした会場
最初に、主催者を代表し「関谷 博」全国市議会議長会会長(下関市議会議長)が開会挨拶を行いました。
開会挨拶を行う関谷会長
1日目は、基調講演とパネルディスカッションが行われました。基調講演では、講師に「片山 善博」(前総務大臣・慶應義塾大学法学部教授)が「地方自治の課題と議会のミッション」と題し講演を行いました。
片山教授の基調講演
続いてのパネルディスカッションが行われ、「地方議会における政策形成の在り方について」と題し、4人のパネリストとコーディネータ、そして会場とのやりとりで大変盛り上がりました。
パネラーには、 江藤 俊昭 山梨学院大学法学部教授、 金井 利之 東京大学公共政策大学院教授、 坪井 ゆづる 朝日新聞仙台総局長東北復興取材センター長、 寺井 克之 松山市議会議長の4人で、コーディネーターには、佐々木 信夫 中央大学経済学部教授が行いました。
パネルディスカッション
2日目は、課題討議として「大震災における議会の役割」と題して、パネルディスカッションが行われました。
事例報告者として、南相馬市議会議長、名取市議会議長、陸前高田市議会議長の3名で、コーディネーターは、牛山 久仁彦 明治大学政治経済学部教授が、コメンテーターとして、中邨 章 明治大学名誉教授・日本自治体危機管理学会会長が行いました。
震災を議会の立場からの目線で捉え、その教訓を全国の議会へ発信しました。これまで参加したフォーラムの中では、一番有意義で実り多いいものになりました。