自治研集会 | 日小田良二オフィシャルブログ Powered by Ameba

自治研集会

本日、昨日と日田市パトリアで、第54回地方自治大分県集会が開催され、参加をしてきました。大水害があったばかりで開催が危ぶまれていましたが、予定通り開催することができました。


集会のメインスローガンは「地方自治を住民の手に」、サブスローガンは「質の高い公共サービスの創造」でした。


今年の記念講演は、関西学院大学災害復興制度研究所教授の山中茂樹氏の講演で、演題は「パンドラの箱に希望は残っているのか」でした。内容的には、経済成長優先の「復興」をエスカレートさせるのではなく、「人間復興」の視点から今後の方向を見出して行く でした。


分科会は、今年も9分科会を設け、第1は「自治体自立」、第2は「社会保障・地域福祉」、第3は「社会保障・公衆衛生」、第4は「社会保障・介護福祉」、第5は「子ども」、第6は「人権・文化」、第7は「環境自治体」、第8は「地域活性化」、第9は「特別分科会・労働相談」でした。


参加者数は500名の参加があり、どの分科会でも大変好評でした。私は、第1分科会に参加しました。提出レポートは、8本出されており、特徴的なものとして、【「大阪都」構想から「国盗り」へ】、【事業仕分け」ではなく「内部評価」の充実を(日田市)】、【臼杵市行政経営システム」について】、【国東市における財務書類について】、【自治体の適正な債務管理(竹田市)】などでした。


報告は、吉田参議の【緊迫する政治情勢と「地域主権改革】で、第180通常国会と今後の動向、地域主権改革の現状や一括交付金化、大都市制度(大阪都)の検討状況などの報告がありました。


県下各地から出席している、自治体職員の皆さんの熱心な取り組みに敬意を表します。真の住民自治確立に向けて共に頑張って行きましょう。