議長会総会

午後からは、津久見市で大分県市議会議長会総会が開催されました。議長、副議長、議会事務局長、総勢50名が参加し、前年度経過報告、決算報告、新年度事業計画、予算案が審議されました。最後に九州市議会議長会へ上げる決議書を承認し終了しました。

全国市議会議長会へ上げていく決議書の件ですが、自分なりに総会前に事務局と話し合いを持ちましたが、これまでの慣例ということで俎上には挙げてもらえませんでした。

今回は、「高速道路の整備促進」と「持続可能な介護保険制度改革」の2点でした。いずれも、議会というより市長会側が取り組む内容で、議会として取り組まねばならない急を要する課題が山積していることから、その課題を全国規模で議論をし国に要請していくことの方が先ではなかかと考えます。

いま、国の地方制度調査会で議論されている内容は、ほとんど地方議会から上がった内容ではなく、総務省が中心となり、国が方向付している視点での議論となっている観がします。

国と地方の協議の場といいながら、現実には地方議会の生の声が届くシステムにはなっていません。いましなければならない最大の課題は、市長と対等の立場に立てる法整備だと思います。

真の2元代表制を目指すためには、公選職としての議員の身分や仕事と活動の明確化を早急に取り組む必要があると考えます。