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街頭演説

寒風の中、街頭に立ちました。内需拡大・景気回復のための雇用問題や賃金の引き上げについて街頭から訴えさせていただきました。


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2004年(小泉政権下)で改正された労働者派遣法により、製造業への派遣が可能となり、一挙に非正規労働が増えました。現在、1,755万人が非正規労働者で全労働者の1/3を超えています。


また、非正規労働者の75%がワーキングプアと呼ばれる年収200万円以下となっており、全労働者の1/4に達しようとしています。厳しい較差社会の生活環境では、保険や年金を掛けられない人が増えるのは当たり前で、社会保障制度そのものが維持できなくなっています。一方で、少子化対策をいくら叫んでも結婚できな状況の現実を直視する必要もあります。


将来にわたって安定した生活が送れるように正規雇用の拡大と、非正規労働者の処遇改善が強く求められています。いまのデフレから抜け出し内需拡大をはかるためには、労働者への適正な配分を行うことで市場を活性化させる必要があります。


毎年5%、企業の内部留保が貯まっており、昨年の調査では、206兆円にもなると言われています。金融緩和により市場にお金が流通しているはずですが、回っていないところに問題があると考えます。デフレからの脱却を目指す取り組みを政府は本気で行ってほしいものです。