ひんやりマクラのブログ

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イケメンですねLOVE テギョン×ミニョLOVEです。
当ブログにおける二人の恋の行方は、いつも一つでございます。
細々、物語描いています…時々つぶやいてます。

ひんやりマクラのブログ にお越しくださりありがとうございます。


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短編 雨の庭





「せっかくのセットも台無しだな」



テギョンは雨にぬれた髪を舌打ちしながらそっと手で崩した

外はあいにくのにわか雨

屋外庭園での写真撮影の予定が急遽中断されていた




クリスマス近くになると

自然美あふれるこの庭園に人工的なライトがいくつもつけられ

そこは 煌びやかな世界に変身していた


庭園の中にある暖かな屋内ドーム内のベンチに座り

樹木に囲まれながら 作られた小川のせせらぎに耳を傾ける





…ふと

あることを思い出す



「そういえば…どこかの庭園でコ・ミニョとシヌを見たことがあったな」





この庭園ではなかったが

かつての苦い思い出がよみがえる

その回想の中に自分の傍にヘイがいたことは

もはや彼の頭の中には存在しておらず

シヌの前で嬉しそうにはにかむミニョの姿と

その隣に佇んでいるシヌの姿だけがくっきりと浮かびあがっていた







少しだけ 胸の奥がむずむずとする






「…チッ…おもしろくない」





過去を引きずる男  ファン・テギョン








「おーーーい!テギョン!」


振り返ると傘をさしたフニが手を振っていた


「今日はこの雨だ 中止になったぞ!撮影」


その言葉をきいて 小さくため息を一つ落とすと

フニがさしてきた傘を奪い取り

一人屋内ドームを後にした






「テギョン!!それ俺の傘だぞーー!」


というフニの声は雨の音にかき消されていった








雨の中 黒い革靴を鳴らしながらスタッフの元へと歩いていく

その途中 ポケットからほんの数秒だけ振動が伝わった

携帯電話を取り出し ふと画面を見ると

ミニョからのメールが届いていた




――― お疲れ様です!今日は植物園でのスチール撮影だとジェルミから聞きました!

     以前、私がお兄ちゃんのフリをしていた時も一度撮影したことがありましたね

     とても懐かしいです!今日も体に気をつけて下さいね




テギョンは細目になりながら唇を突き出した


「あいつ…都合の悪いことは覚えてないのか?」



テギョンはそうつぶやきながら

ちょっとしたいたずら心が指を動かした




――― 今日 ワンコーディーに(あの時のような女性の)衣装を借りて お前に着せてやる





すると

すぐにミニョから返信が届いた その内容は…




――― えっ!久しぶりにA.N.JELLの衣装が着れて嬉しいです!





「……………」





しばらくの硬直の後…………思わずふきだしてしまった



「ぷっ…やっぱり覚えてないんだな

 ん…この俺が今は傍に居るんだから 当然か」





自分本位にすりかえる男  ファン・テギョン

は…

心の中のもやもやが ふっと軽くなった

雨も心なしか柔らかく温かく感じる

無意識に口角も和らいでいった




☆Happy End…ってことで☆




ひんやりマクラのブログ にお越しくださいました皆様

新年、あけましておめでとうございます!!


って遅っ!(笑)

昨年は、アメーバさんとは縁遠い生活をしてまいりました。

来よう来ようと思っても、ちょっと…無理だなぁと思いながら

時間と共に、妄想の数々も、もずくの泡となり…脳みそのどっか彼方へ消え(笑)

その間もここに遊びに来てくださる方がいらっしゃったこと、本当に感謝しています。



ありがとうございましたっ!



この短編はそんな皆様へのひんやりの年賀状

…はもう遅いですね。寒中見舞いということで(汗)

何の意味もない妄想ですが、良かったらお受け取りください。

今年が、あなたとあなたの大切な人にとって

素晴らしい、良き一年となりますよう 心からお祈り申し上げます。



ひんやり、何とか元気で毎日過ごしています。

ありがとうございます。
では、また…♪

2015年2月7日 ひんやりマクラ 拝