2026/4/11


1934年ドイツ空軍省は、航続距離が2,000km以上、爆撃機の護衛、戦闘機とも戦える駆逐戦闘機を航空会社に要求しました。「最小の機体に、最強のエンジン」というコンセプトのBF110は、大柄のフォッケウルフ、ヘンシェルを抑えて採用されました。大戦初期から活躍しましたが、バトルオブブリテンでは、運動性能の劣勢からスピットファイアーなどにより苦戦を強いられました。その後、機体が大きいゆえに様々な用途の機体が作られ、終戦までに5,700機以上が生産されました。
最高速度は510km/h、開発初期はBF109Bをも上回る性能でしたが、大戦当時には優位性はなくなりました。また、双発機としては小柄であったため、爆撃機としては攻撃力が乏しく、大戦後期にはユンカース88に生産数を逆転されました。
G型はドイツ本土への爆撃が激しくなった大戦後半に、機首にレーダー装置を備え、夜間の攻撃に備えて、あらかじめ空中で待機するなど、連合国の脅威となりました。
ヤフオクで、デカールなし、キャノピーなし、説明書なしのジャンク扱いを120円で入手しました。箱も解体して送料230円でした。
イタレリのキットは初めてです。キット自体はきれいです。
繊細な凸モールドで、掘りなおします。
ネットで、説明図を見つけたので、これを参考に作っていきます、
コクピットは比較的作りこんだ仕様です。

計器盤はモールドが施されていますので、ドライブラシで陰影をつけます。
無線士の椅子は、格子上の簡単なもので、体を安定させるのも大変そうです。

キャノピーをエンビ版で作成します。前席は上にはね上げるタイプ、後部は横に開く仕様です。
脚庫内の上部を再現した部品がありいい感じです。脚からの重さがかかる構造なので、主翼内にプラ板と半丸ランナーを接着して補強しておきます。

プロペラは短い軸です。塗装しやすいように後付けするため虫ピンで軸を作り、カウリング内部にプラ板と穴あきプラ棒で軸受けを作っておきます。
やっと士の字に組んだところです。
同時期に手掛けていたユンカース88Aと比較すると、機体が小さいことがわかります。
防御の面から。エンジンカウリング上部とコクピット前方、ほほの部分に防弾板が貼られています。
キャノピーは透明塩ビ版で制作しました。開状態を表現したいので、5つの部分に分けています。


垂直尾翼は水平尾翼の外側に付きます。ほぞが完璧でぐらつかずに接着できます。
機首のレーダーは胴体側の溝で接着する仕様です。
補強のため金属線を埋め込みました。

ネットのイラストを参考に夜間航空団の塗装を施しました。
胴体のモットリング塗装は胴体に薄く水を付けながら、薄く溶いた塗料を何度か載せました。
クリアーを吹いて、スミ入れしデカールを貼っているところです。
デカールは他キットの残骸で貼りました。部隊番号は架空です。


この後、小物を接着します。
脚、脚庫、増槽タンク、アンテナ柱、梯子、ピトー管、ループアンテナ、レーダーアンテナ、マスバランス等、細かい部品が結構手間取ります。
ここからは完成品。






ヤフオクで「部品取りに」とありましたが、イタレリのキットを楽しませていただきました。
残念ながらキャノピーのデキがイマイチでした。
#プラモデル制作 #イタレリ #1/72 #Bf110G#筆塗り