精神科医のkagushyun先生と、ミニマリストのオノチャンの対談
オノチャンは自己肯定感が低く、自分自身をメンヘラだと告白
交際相手に"試し行動"をとったりして、自分への愛を確認する
kagushyun先生はそんなオノチャンの精神状態を
見捨てられ不安
として原因を含めて解説する
見捨てられ不安の主な原因は不完全な親離れにある
子供は母親の胎内で十月十日過ごし、生まれてからは授乳などで母親と密着している
やがて自分の手で物を掴み、自分の足で歩み出す
その時に振り返れば必ず見守ってくれる、自分の事を愛してくれている母親の存在がある
その安心感から少しずつ遠くへ、精神的にもゆっくり母親から離れ自立(心理的分離)していく
しかし、幼少期から母親に
おまえなんて産まなきゃ良かった
とか、母親の思う通りに動かなかった事で
アンタなんて嫌い、私が子供じゃない
など、母親からの愛情を受け取れないと感じると子供は母親からの心理的分離が出来ず、母親に依存して自分と母親の境界線がひけず、自分が思ってる事と同じ事を相手も思っている、同じ価値観で生きていると錯覚してしまう
同じように恋人とも境界線が引けず、自分の思った通りの事をしてくれないと不安になったり"試し行動"で相手の行動を見たりするいわゆるメンヘラが誕生するのだという