「古いファイルは忘れましょう」--高田大輔氏との会話より

久々に、三大設定(R)創始者、高田大輔さんとの会話を

。

毎月、高田さんのところへメンテナンスに行っているのですが、

ここ数か月ドタバタしていた身の回りがようやく少しずつ
落ち着きを見せつつあり…。

私：「お陰様で、ありがとうございます。　
　　ようやく、どうにかこうにか…。」

高：「それはよかったです。」

私：「いやー、ホントに良くなりました。
　　　前回の××では、●●で、あんな感じでこんな感じだったのが、
　　　今回はだいぶ…」

高：「その、前回××のことは、もう忘れましょう」

私：「は、はあ…。そうですか。
　　　でも割と強烈な体験で、ついつい…

（汗）」

高：「気持ちがよくない体験のファイルを毎回呼び起こしていると、

　　　ほかに書類が増えても、そのファイルが一番上に載ってきて、
　　　（記憶を蘇らせて）

　　　いつまでもその経験を引きずって、

　　　似たようなことを呼び起こすことがあります。

　　　ファイルを毎回いじらない（そこに戻らない）ようにすれば、

　　　だんだんほかの書類の下に埋もれて忘れられて、
　　　姿が見えなくなっていきますが…。

　　　それか、そのファイルを
　　　頭の中でシュレッダーにかけてしまうことですね。」

私：「・・・・（あああ…

）」

****

強い、ネガティブな記憶など、頭の中にしっかりと
痕跡が残ってしまっている…ということもありますが、

逆に、自分が何かあるたびに

毎回その記憶にクセのように
アクセスしてしまっているからこそ、

ツラいこと、面倒なことなどを強化して、

自分で創り出してしまっている、
という側面もあるかと思います。

高田さんの説「問題を問題視しない」につながると思いますが、

もうすでに過去のものである、
「痛みを感じる記憶」にことあるごとに触れ、

「私はこんな痛みにふさわしい」なんていうストーリーを
自分で創り出さないようにするために、

「あ、またあの傷に自分で触れてるかも」と
ふと感じたら、

「や～めよっと」

と、かる～～く、ちょっとやめてみる、っていうのは

過去にとらわれず、自分にとっての新しいパターンを創るための

ささやかながら、大切なレッスンなのかもしれません。

高田さん、今回もさりげなく貴重なTIPSを
ありがとうございました。

あなたの新しい一歩のためにも、
ぜひご活用ください♪