名古屋線系統の急行で主に活躍するL/C車は過去に全面ラッピングを施したことのある編成もおり、これに当たると嬉しくなりましたが急行は名古屋方にロングシート車を2両連結した6両編成が多く、ラッピング編成だけを撮影するのは非常に難しかったです。名古屋方の先頭車は前面に幌を備えるため伊勢方の先頭車とは雰囲気がやや異なり、先頭に出る機会が少ない分見ることが出来た時の嬉しさは大きいものでした。


(2022.1.6 富吉〜近鉄蟹江間にて撮影)

 B更新で前照灯がLEDライトになった1201系RC03ほか6両編成の急行です。後ろに紫色のラッピングを施した車両が見えますがこれは2610系X26で、三重県明和町にある明和観光商社がスポンサーになっていました。ちなみに愛称は「斎王のみち」です。


(2022.1.6 富吉〜近鉄蟹江間にて撮影)

 「斎王のみち」のラッピングを施したX26は他のL/C車と共通運用で使われていたためその運用を狙えば撮影は比較的楽に出来ましたが運行範囲が近鉄名古屋〜鳥羽間と広かったため様々な場所で撮影することが出来、私は蟹江付近のほか松阪付近でも撮影しました。ただラッピングの期間が短かったため「折角の全面ラッピング車だったのに・・・」って思ってしまい、約2年間は走ってほしかったです。