80000系「ひのとり」が登場する前は名阪甲特急をメインに活躍し、アーバンライナーの中では一番特別感のあった21020系ですが私はこの形式のデラックスシートが好きで、展望デッキから近い12列目のA席をよく利用していました。21020系の展望デッキは23000系のパノラマデッキよりは狭いものの前面(後方)展望を楽しむのには十分な広さであり、気分転換にも丁度良いです。


(2020.9.19 法善寺〜恩智間にて撮影)

 大阪線を走る21020系名阪乙特急です。この付近を走る姿は名阪甲時代と変わりませんが登場から20年以上経過しているとは思えない程で、ずっとこのスタイルを維持しているのは素晴らしいとも思います。


(2023.8.13 近鉄蟹江〜富吉間にて撮影)

 続いては名古屋線を走る21020系名阪乙特急です。この付近は長い直線区間になるので特急は高速で通過する列車が多く、近鉄特急の本気を感じられますがジョイント音がよく聴ける所へ行くとより迫力を感じられ、ここから近い近鉄蟹江駅だと構内がロングレール化されていないため高速通過のジョイント音を楽しむのにお勧めです。