名古屋と伊勢エリアを結ぶ急行はクロスシート車が多く充当され、3扉の5200系列だと旅気分を味わえるので良いですが同系列は少し前にVX02が新しい柄のモケットに張り替えられ、車内の雰囲気がやや変わっています。新しいモケットは花柄で一般席は赤系、優先座席はオレンジ系に分けられたためわかりやすくなり、オレンジ系の座席は特別感を感じられますが座席そのものは従来通り転換クロスシートなので座り心地は変わらず、優先座席だけ特別良いわけではありません。


(2023.8.13 近鉄蟹江〜富吉間にて撮影)

 五十鈴川行きの名伊間急行に充当される5211系VX12ほか6両編成です。5200系の車体とボルスタレス台車の組み合わせが特徴的な同系は撮影及び乗車出来たらラッキーだと思っていますが他の5200系列と共通運用で使われているためそう簡単にいかず、五十鈴川から名古屋方面へ移動する際に乗車出来たのは3〜4回に1回程度です。


(2023.8.13 近鉄蟹江〜富吉間にて撮影)

 名古屋方には1810系H27が連結されていました。抑速制動を持たない同系は既に大半の編成が廃車されており、残るのはH26とH27の2両固定2編成と2430系に組み込まれたサ1970形2両の計6両ですが名古屋線で活躍するH26とH27は急行運用に入ることも多く、5200系列のほかL/C車とも組むため狙う楽しみがあり数少ない鳥羽行きに充当される姿を見ることが出来たらラッキーです。