一時期は複数の編成・形式が存在した近鉄の復刻塗装車も現在は大軌デボ1形塗装の5800系DH02だけになり、主に阪奈間で快速急行から普通まで幅広い活躍を見せていますが時々京橿間の急行等にも充当されることがあり、京都駅でもその姿を見ることが出来ます。DH02は阪神乗り入れにも対応しているので快速急行に充当されると尼崎を越えて神戸三宮まで行きますが土休日だと8両編成が基本になるので奈良方に9020系または1252系を連結した混成になり、前照灯+種別灯フル点灯のDH02の姿は神戸三宮行きでしか見ることが出来ません。


(2023.12.31 石切〜額田間にて撮影)

 後ろに9020系を連結し、8両編成で神戸三宮行き快速急行に充当されるDH02です。夕方以降にも10両編成の運行があった頃は3色混成を見る機会も多かったですが現在は朝のみになったため日常的に見られるのは2色混成までになり、朝寝坊しても3色混成を見ることが出来た頃が懐かしいです。


(2024.4.27 額田〜石切間にて撮影)

 この付近はかなりの急勾配ですがDH02のほかにラッピング車も多数通過するので楽しみが多く、撮影が上手くいったらラッキーです。またDH02は近鉄〜阪神相互直通15周年の副標を掲出していますが標準塗装車以外でこの副標を掲出した近鉄車は部分ラッピング車を除くとDH02だけであり、何故この編成だけ対象になったのかが気になります。