かつて1000系・1300系を使用して「えほんトレイン ジャッキー号」を運行してから「くまのがっこう」とのコラボレーションを数回行っている阪急電鉄ですが今年も「でんしゃのおしごと」をテーマに行っており、スタンプラリーやヘッドマークの取り付けを行うと共に西宮北口など一部の主要駅には記念撮影用のフォトスポットが設置されています。ヘッドマークは9000系と9300系に取り付けられていますがいずれも他社線乗り入れには対応しておらず、神戸線系統の編成(9002F)だけが第2種鉄道事業区間(所有者は神戸高速鉄道)の神戸高速線を走行する程度です。


(2024.5.31 王子公園にて撮影)

 「くまのがっこう」のヘッドマークを取り付けて普通運用に入る9000系9002Fです。かつての「ジャッキー号」とは異なり車内はノーマル仕様のままですがオリジナルデザインのヘッドマークが付くだけで特別感が出るので有り難い存在です。


(2024.5.31 王子公園にて撮影)

 この日の9002FはSDGsトレイン(1000系1011F)の続行で運行されていたので撮影には都合が良く、平日ダイヤの日なのに休日かと思った程でしたが大阪・関西万博のPR車(1000系1007F)が運用に入っていなかったためラッピング車フル稼働とはならず、それが残念なところでした。あと「でんしゃのおしごと」のヘッドマークは編成の前後で絵柄が異なり9002Fの場合梅田方は制服を着た職員さんで神戸方は作業服を着た塗装屋さんです。