大阪線の準急は車庫への出入を兼ねた高安発着を除くと下りの最短は五位堂行き、上りの最短は河内国分始発になりますがどちらも本数は非常に少なく、見ることが出来たらラッキーです。五位堂行きは区間準急であれば日中に見ることが出来ますが準急だと朝にしか見ることが出来ず、表示は似ているものの貴重さは高くなります。


(2024.2.28 恩智〜法善寺間にて撮影)

 五位堂行き準急に充当される2800系AX16ほか6両編成です。この編成は当初から下枠交差形パンタを搭載しており、AX17と共に特徴ある編成になっていましたがトイレの設置は行われておらず、原則として大阪上本町〜青山町間での運用となっています。


(2024.2.28 恩智〜法善寺間にて撮影)

 大阪方の2両は2410系W16でした。末尾が「16」の編成同士による五位堂行き準急は珍しいって思いましたがパンタグラフはW16がひし形、AX16は先に書いたように下枠交差形なので揃っておらず、ちぐはぐな所が趣味的に面白いです。