奈良・京都・橿原線系統では長年に渡り8000系列が活躍していますが初めから冷房車として登場した8600系はつい最近まで編成単位での廃車が出ていなかったため「長持ちだなぁ」って思ったこともあり、2度の更新で内装も見直されているので古さは感じるものの良い感じって思えます。最近廃車されたのはX61ですが落雷による機器損傷が原因であり、新型車両(8A系)の導入が近いこともあって修理せずに廃車にしたと見られます。


(2017.1.10 石切〜額田間にて撮影)

 大阪難波行きの区間準急に充当される1233系VE35ほか6両編成です。パンタグラフの位置から後ろに連結されているのが8600系であることがわかりますが先頭のVE35もつい最近高安検修センターへ入場しており、これから更新工事を受けるため未更新での姿は見納めとなりました。


(2017.1.10 石切〜額田間にて撮影)

 後ろの8600系はX55でした。抵抗制御のままの編成ですが2度目の更新(B更新)の際に側窓の一部が大きな固定窓になり、見た目が若干変わりました。しかし評判が良くなかったのか側窓の一部固定化(大窓化)は数編成に留まり、車内の仕様が異なるX71やX72、8800系には行われていません。