南海線系統の支線は加太線と和歌山港線を除き17m級2扉車の2200系・2230系が活躍していますが高師浜線の運行が再開される少し前から2000系2035Fが加わり、現在支線向けの17m級2扉車は3形式になっています。ただ2200系は2201Fの1編成しか残っておらず、2000系の転用が進むと2230系共々置き換えられることになるので撮影・乗車は早めにしておいた方が良いです。


(2024.4.6 高師浜にて撮影)

 運行再開初日の高師浜線を走る2035Fです。再開を記念して前面には「おかえり 高師浜線」の副標が取り付けられ、新たなスタートを感じられましたがこの姿で運用に入ったのは翌日(7日)までで、初の平日ダイヤになる8日(月)は2232Fが副標無しで充当されたため運行再開後の高師浜線の日常はこの日から始まったと言えます。


(2024.4.6 羽衣にて撮影)

 発車を待つ2035Fです。高師浜線は運行再開後は17m級2扉車だけが運用に入っていますが再開前の試運転では20m級4扉車の8300系8706Fも充当されており、将来の係員付き自動運転(GoA2.5)に備えての入線と見られるものの現時点では和歌山港線での試運転のみで旅客列車ではまだ実施されておらず、自動運転の開始はまだまだ先になりそうです。