大阪と伊勢志摩を結ぶ阪伊特急は停車駅の多い乙特急が主体で、観光特急「しまかぜ」を除く甲特急は土休日に大阪難波〜賢島間で1往復運行されるだけですがその甲特急が23000系の限定運用であるのに対し乙特急は充当車両が多彩であるため趣味的に面白く、編成が長くなると汎用形と30000系の連結も見られるので狙い目です。停車パターンが多いのも乙特急の特徴ですが大阪難波・大阪上本町・鶴橋の3駅と宇治山田・鳥羽・賢島方面を通し利用する場合は特に気にすることは無く、「停車駅が多い特急だなぁ」って思いながら移動するだけです。


(2024.2.28 法善寺〜恩智間にて撮影)

 大阪線を走る30000系4両編成の阪伊乙特急です。この場所は40年以上前から走行しているので走り慣れた区間ではありますが現行塗装に統一されてから「一編成だけでも登場時の塗装を再現してくれないかなぁ」って思ったこともあり、座席が古いタイプのV01にそれをしてくれたら嬉しいです。


(2024.2.28 法善寺〜恩智間にて撮影)

 撮影した列車は松阪7:42発の702レで、伊勢エリアより手前の駅を始発とする阪伊乙ですが大阪線内では賢島を始発とする列車と見た目が変わらず、通過時刻を記録しておかないと途中駅始発の列車を撮影したことがわからなくなってしまいます。702レは松阪始発なので少しだけ山田線を走り、地下の難波線にも直通するので走行区間は大半が大阪線であるものの3線跨ぎの列車になっていますがそういう列車があるのもエリアが広い近鉄ならではだと思っており、趣味的に面白いです。