名阪甲特急の全列車と阪奈特急の一部を受け持つ80000系「ひのとり」には近鉄特急で唯一の8両固定車があり、中間に流線型の先頭車を挟まない綺麗な長編成は素晴らしいって思えますが車庫内で使用する半室運転台を備えた中間車が組み込まれているので見所もあり、6両固定車とは異なる仕様を見るのも良いです。ただ半室運転台は車内から見ることが出来ず、外からだと扉の窓が色付きガラスであるため見えにくくどのような構造になっているのか確認しにくいのが難点です。


(2023.9.24 近鉄蟹江〜富吉間にて撮影)

 蟹江付近の直線区間を走る80000系8両編成の名阪甲特急です。ここの直線は特急や急行の撮影に都合が良く、同系や21000系の8両編成もよく狙いましたが流線型の先頭車による綺麗な長編成は先に書いたように素晴らしく、何度でも狙いたい気分にさせてくれます。


(2023.9.24 近鉄蟹江〜富吉間にて撮影)

 撮影した80000系8両編成の名阪甲は近鉄名古屋12:00発の062レで、この日はHV53が充当されましたがお昼の時間帯に大阪難波へ向かう8両編成を見ると「少し早い気がするなぁ」って思うこともあり、15時過ぎ位が丁度良いって思うこともあります。実際近鉄名古屋を15:00に発車する065レは8両編成で運行されており、名古屋方面へ行った時はこの列車か次の066レ(16:00発)で大阪難波まで通し乗車するのがお約束になっています。