大阪線の急行は新青山トンネルを越えて伊勢中川まで行く列車が日中も毎時1本設定されており、片道100kmを越えるためトイレ付き車両を含む編成が充当されますが多くは4扉ロングシートの2610系で、3扉転換クロスシートの5200系に当たったらラッキーと言えます。以前は伊勢中川を越えて宇治山田や五十鈴川まで行くのが当たり前だったのですが現ダイヤでは伊勢中川止りの列車も多く、乗り継ぎ無しで伊勢エリアまで行くのはやや難しくなりました。


(2024.2.28 高安〜恩智間にて撮影)

 伊勢中川行き急行に充当される2610系X18ほか6両編成です。新青山トンネルを通過する急行ではお馴染みの同系ですが16日(土)のダイヤ変更後X17が富吉検車区へ転属して大阪線を去り、代わって2800系AX17が再び明星検車区へ転属して大阪線を走るようになったため狙う楽しみが増えたと感じています。


(2024.2.28 高安〜恩智間にて撮影)

 撮影した急行は大阪上本町11:28発の1125レで、大阪方の2両は1437系VW43でした。同系もVW39が機器更新を受けて制御装置がSiC化(?)され、更なる活躍が期待出来ますがこの機器更新が既に車体更新を終えている1422系等にも実施されるのかが気になっており、今後に注目です。