平日朝の大阪上本町行き快速急行も昔に比べると本数が少なくなり、更に今月16日(土)に実施されるダイヤ変更で10両編成から8両編成に減車されてしまうので寂しさを感じていますが同時に気になるのは伊勢方に2410系W23(伊勢志摩お魚図鑑)を連結して運行される松阪発の1本で、ラッピングを施しているモ2423が貸切車両(行商専用車両)になっているため減車してしまうと実質7両編成になってしまうため輸送力不足にならないか心配です。この列車は松阪6:44発で名張まで急行624レ(6両編成)、名張から快速急行3724レ(前に4両増結して10両編成、7:43発)になりますが停車駅だけを見ると2012年3月のダイヤ変更まで設定のあった区間快速急行と同じで、今もこの種別があったらラッピングを施したモ2423が「区間快速 大阪上本町」を表示していたかも知れません。


(2024.2.28 法善寺〜恩智間にて撮影)

 大阪上本町へ向かう3724レです。この日は大阪方からW20+W21+VX01+W23で運行され、5200系トップナンバーの前後を2410系が挟む形になっていました。ダイヤ変更後は2+4+2の8両編成になると見られますが4扉車が5200系を挟む形になるのか、それともオール4扉車になるのか気になるところです。


(2024.2.28 法善寺〜恩智間にて撮影)

 5200系の後ろに連結されるW23です。標準塗装の大阪方先頭車ク2523は一般車両なので誰でも利用することが出来ますが伊勢志摩お魚図鑑の伊勢方先頭車モ2423は関係者以外乗車出来ず、側扉も片側2か所ずつしか開かないようになっているほか車内も広告が無く、開かない扉の前に青いケースが置いてあるなど旅客車と荷物車の中間みたいになっています。


(2024.2.28 恩智〜法善寺間にて撮影)

 3724レで大阪上本町へ向かったW23を含む10両編成は折り返し同駅8:54発の8823レで再び松阪へ向かいますが往路とは異なり全区間快速急行での運転で、大阪方の4両(W20+W21)は名張で切り離されます。8823レではモ2423が先頭に立ちますがVX05が復刻塗装(2250系塗装)だった頃は3色混成になったこともあり、6両編成になる名張から先の区間では標準塗装車がク2523の1両だけという珍編成(!?)も見られました。