阪神〜近鉄間を直通する快速急行は平日の日中だと6両編成による列車が見られ、ノーマル車からラッピング車まで幅広く存在する6両固定車の撮影には持ってこいですが現ダイヤでは毎時2本(約30分間隔)の運行であるため少なく感じられ、瓢箪山や額田付近など近鉄の駅や線路沿いで列車の通過を待っていても神戸三宮行きより大阪難波行きの方が多く感じられます。直通の快速急行は長年毎時3本体制が続いていたため平日の日中だけとは言え2本になってしまったのは残念で、直通の需要が少なくなったことを実感します。


(2019.4.30 富雄〜学園前間にて撮影)

 急勾配を走行する1000系HS61の快速急行です。1両あたりの長さが近鉄車より短い阪神車だと6両編成でも短編成のように感じられ、同じ区間を走る近鉄車4両編成(主に1021系・1031系)よりは長いものの快速急行だと輸送力不足にも感じます。


(2019.4.30 富雄〜学園前間にて撮影)

 撮影当時は平日・土休日共に日中は6両編成で毎時3本運行だったので1000系の6両単独での姿も狙いやすかったのですが赤色の種別表示が直通特急を思わせる感じだったので良く、優等列車としての貫禄がありました。快速急行は阪神線内では水色の表示になるため雰囲気がガラッと変わり、種別表示に方向幕を使用している近鉄車だと色だけでなく字体も変わるので尚更その違いを感じられます。