1000系と共に阪神〜近鉄間の直通列車で主に活躍する9000系はリノベーション工事が進められており、種別・行先表示の更新と車内表示器の大型化が行われていますが近鉄VVVF車のような大掛かりなものではないため「全面リニューアルの方が良かったのに・・・」って思ったこともあり、来年(2025年)には車齢30年を迎えるので尚更です。先にリノベーション工事を開始し全編成完了した本線普通用の5500系では新造車の5700系の仕様が取り入れられ、車内表示器もLCD化されたので差も大きく感じられます。


(2023.12.5 石切〜額田間にて撮影)

 尼崎行き普通に充当されるHQ04です。この編成はリノベーション工事施工済で、種別・行先表示が施工前に比べ色鮮やかになっているほか側面は表示器そのものが大型化されて次の停車駅も表示出来るようになり、進化は感じられます。


(2024.1.1 今里にて撮影)

 同じく尼崎行き普通に充当されるHQ10です。この編成はまだリノベーション工事が行われておらず、出入口部の黄色のラインも無いため施工済編成と見比べるとやや見劣りを感じられ、「やはりリノベーション済の車両の方が良いなぁ」って思ってしまいました。