志摩線開業90周年を記念して三重交通時代の塗装を再現した復刻塗装車になっていた1440系VW38も現在は標準塗装に戻り、他のワンマン対応車と共に伊勢志摩ローカルをメインに活躍していますが復刻塗装時代は3編成しか存在しない1440系の中でも特に目立っており、これを狙うのが楽しみの一つでした。現在はシングルアームパンタを搭載するVW37が注目度の高い編成になっていますが同編成はこれまでラッピング車になったことは無く、パンタ交換前はごく普通の近鉄電車でした。


(2023.8.12 志摩神明〜賢島間にて撮影)

 賢島のカーブを走る1440系VW38です。標準塗装に戻った後の姿ですがパンタグラフは下枠交差形のままで、目立つ編成からごく普通の近鉄電車に戻ってしまいました。個人的には復刻塗装のままシングルアームパンタにしてくれたら嬉しかったのですが・・・


(2023.8.12 賢島〜志摩神明間にて撮影)

 再び伊勢中川へ向かうVW38です。以前は中川を越えて名古屋線の白塚まで行く列車もよく見られましたが片道約83kmのロングラン列車であったため魅力を感じられ、ロングシート・トイレ無しの2両編成ワンマン列車に何処まで耐えられるか挑戦してみるのも良いかなって思ったりもしました。