JR京都線・JR神戸線の複々線区間(京都〜大阪〜西明石間)では新快速は列車線(外側線)、快速と普通電車は電車線(内側線)を走行するのが基本になっていますが平日の朝は列車線(外側線)を走行する快速もあり、新快速と共に速達サービスを提供していると言えます。ただ新快速とは異なり短い6両編成による列車もあるためそれが来ると快適性を犠牲にしているって感じることもあり、平日朝のことなので最低でも8両編成にしてほしいところです。


(2021.6.17 茨木にて撮影)

 外側線を走行する221系6両編成の快速です。高槻から大阪までの停車駅は内側線走行列車と変わりませんが普通電車と異なる線路を走行することで本数の増える平日朝でも高速運転を可能としており、特に221系の外側線走行は新快速で活躍していた頃を思い出させてくれるので良いです。


(2021.7.1 JR総持寺にて撮影)

 JR京都線・JR神戸線の駅には内側線のみホームがある駅もあり、甲南山手やさくら夙川、JR総持寺などJR時代に入ってから開設した駅がそれに該当しますがこれ等の駅は外側線を走る列車の撮影に都合が良く、日中も新快速や特急、貨物列車を狙えるのでいつでも撮影を楽しめます。新快速も221系時代は6両編成が当たり前でしたが今は12両(一部8両)編成が主体になったので大きく進化しており、日中に外側線を走る221系6両編成が見られた頃が懐かしいです。