私が名古屋近辺で近鉄のラッピング車を狙う際は名泗かCTYのどちらか一方が撮影出来れば一応OKとしており、両方共撮影出来たら文句無しで目標達成としていますが名泗の車はワンマン対応車なので名古屋近辺へ来ないこともあり、両方撮影出来るかはその日の運用次第です。CTY車も以前はワンマン対応の2000系だったので名古屋近辺に来ないことがありましたが現在は非ワンマン車の2800系になったので運用に入らない日以外はほぼ確実に撮影出来、準急運用なら近鉄名古屋〜近鉄蟹江間で通過運転を見せてくれるので有り難いです。


(2023.5.13 富吉〜近鉄蟹江間にて撮影)

 準急運用に入る2800系CTY車です。AX04が充てられていますが分散クーラーと3基のひし形パンタが特徴的で、2000系よりも賑やかな感じに見えます。造られた時期が2000系が1970年代後半なのに対し2800系の初期車は1970年代前半なのでスッキリしていないのは仕方ないことですが・・・


(2023.5.13 富吉〜近鉄蟹江間にて撮影)

 CTY車は現在CNS(ケーブルネット鈴鹿)との共同ラッピングになっており、名古屋方のク2904には「CTY号」、伊勢方のモ2804には「CNS号」の表記がありますが共同ラッピングになったのはCTYがCNSの主要株主であることが関係していると見られ、沿線のケーブルテレビ局2社が手を組んでPRしているのが良いです。ただAX04は先に書いたように非ワンマン車であるため湯の山線や鈴鹿線へは原則として入線せず、鈴鹿市駅や平田町駅で見る機会に恵まれないのが残念です。