近鉄の瓢箪山駅は相対式ホームと通過線を組み合わせた2面4線で、難波方に引上線が1本ありますがホームのある待避線と引上線は共に6両編成までしか対応していないため8両編成以上の列車は回送でも通過してしまい、「八戸ノ里とはえらい違いだなぁ」って思ったこともあります。八戸ノ里はホーム長は6両分ですが待避線の有効長は10両分あり、回送がホームからはみ出して停車することも日常的です。


(2022.12.6 撮影)

 瓢箪山に到着した9020系EE26ほか6両編成の大和西大寺行き普通です。阪神乗り入れ対応車によるブツ6ですが大阪方の2両は1252系で、9020系とは車体の構造や塗装等ほぼ全ての面において異なるため「凄い連結のブツ6だな」って思うこともあり、両形式の乗り比べをしてみたいって気にもなります。


(2022.12.6 撮影)

 ブツ6の大和西大寺行き普通が到着してから程なく9820系EH29の大和西大寺行き快速急行が追い抜いて行きました。こうして見ると同じ形式同士の並びにも見えますが現時点では9820系に行先表示をフルカラーLED化した編成は存在しないので何とか別形式の並びであることがわかり、小さなことですが興味深い点でもあります。

※ブツ6の組み合わせは大阪方からVE73+EE29+EE26です。