名古屋線系統で活躍する3両固定車は古参車が多く、トイレも設置されていないので主に準急や普通が活躍の場になっていますが一部ワンマン対応になっている編成がおり、これ等は湯の山線や鈴鹿線にも入線するので単線区間でも見ることが出来ます。一部全面ラッピングを施している編成もおり、これに当たるとラッキーって思えますがその中でもCTY車は派手なデザインで一度見たら忘れられず、名古屋方面へ行った時はこれを撮影することを一つの目標にしています。
 

(2019.12.1 近鉄四日市にて撮影)

 湯の山線の運用に入るCTYラッピング車です。撮影当時は2000系XT03が充てられており、ワンマン対応車なので湯の山線や鈴鹿線にも日常的に入線していましたがワンマン表示器が無いので方向幕に「ワンマン」を表示しており、湯の山線では「ワンマン普通 四日市」及び「ワンマン普通 湯の山温泉」の表示で走行しました。
 

(2019.12.1 近鉄四日市にて撮影)

 CTYラッピング車と書きましたが実際はCTYとCNSの共同広告ラッピングであり、四日市と鈴鹿のケーブルテレビが手を組んで宣伝しています。しかしこのラッピング車もいよいよ編成変更が実施されることが決定的になり、2800系AX04にほぼ同じラッピングを施しているのを確認したためXT03の標準色復帰は近いと見られ、同編成が標準色に戻ると湯の山線・鈴鹿線では当面CTY・CNS車を見ることは出来なくなります。