近鉄名古屋から伊勢志摩方面へ向かう名伊乙特急は4両~8両で運行され、長い編成になると汎用形のみの組み合わせか30000系ビスタカーに汎用形を連結した組み合わせになるので見所がありますが12200系が引退してからは赤幕のサニーカーが注目点になっており、これが連結されている8両編成を撮影出来たらラッキーだと思っています。12200系が現役だった頃は昔の色合いを再現したNS51が注目の編成でしたがサニーカーも昔は同じ色だったことを思うと1編成は旧塗装を残してほしかったです。
 

(2022.1.6 富吉~近鉄蟹江間にて撮影)

 30000系を先頭に名古屋線を走る8両編成の名伊乙特急です。一般列車は最大6両編成の名古屋線ですが特急列車は最大8両編成で運行され、多客期はそれが多くなるため見所があります。名伊乙は伊勢中川~賢島間では編成が逆向きになるためそこも見所の一つです。
 

(2022.1.6 富吉~近鉄蟹江間にて撮影)

 撮影した名伊乙は五十鈴川10:49発の1012レで、組み合わせは賢島方からNN52+V13でしたがビスタカーと赤幕サニーカーの組み合わせは名伊乙でしか見ることが出来なくなったので時代が変わったことを感じられ、「名阪乙や阪奈で見られた頃が懐かしい」とも思ってしまいました。赤幕サニーカーは12410系NN15と12600系が該当しますがどちらもB更新時に座席モケットを青系に一新しており、車内の雰囲気が変わっていますが簡易リクライニングシートのままなのが残念であり、12200系の一部で使われていたバケットタイプのリクライニングシートにしてくれたら尚良かったです。