心を突き刺す甘い言葉② | 落書帳

心を突き刺す甘い言葉②

心を突き刺す甘い言葉


前回大好評につき

シーズン2です





ん?好評じゃない?




黙らっしゃい


このおかめ納豆がっ!




これは好きだの愛だの全く知らなかった俺が初めて人を好きになった高3の時の話(まだ付き合う前)





芋子(スーパー仮名)はすごい女でした

今で言うスーパーストーカー




家に帰ると勝手に部屋にいたり←ヤメレ




ツレと遊んでると

場所を調べて勝手に合流してきたり←ソレモヤメレ




その度、芋子にはヒドイ言葉を投げ掛けたものです



帰れ!このおかめ納豆!ってね(2度目)





その日もツレと遊んでたら勝手に芋子乱入





しょうがなく土手で3人で飲み(時効)をしました




しばらくしてガキんちょだった俺は
飲んだら飲まれました




海亀さんの様に涙を流しながらリバースする俺を

健気に看病する芋子





俺『格好悪いな俺…』




芋『そだね』




ナァニィィィィ?

そこはそんな事ないよ

ウタちゃはいつもダイヤモンドの様に輝いてるよ♪ゲロゲロゲロゲロゲロチューやろ


出来るだけ空気を読め!!



俺『うるさいよアホ』




芋『でもこんな格好悪い人好きになるの私だけだよ?』






ジュンジュワ〜





ってなるかうすらハゲ!!バレタインに義理で2つもチョコ貰った噂の俺だぜ←ショボ





その後酔いも冷め1人家に帰る事に

芋子が家に泊めてとすがりつくのを、振り払い帰宅(鬼畜)




芋子をツレに託し

ウタちゃ爆睡





そして次の日姉さんもおっかさんも事件でした





ツレの家に泊まってるはずの芋子がいない

そいつに問いただした所




夜な夜な芋子を襲おうとしたら抵抗されて
1人家を飛び出したらしい



何かムカついたんで
ちゃっちゃっとそいつをヌッコロし芋子に電話を



俺『お前今何処おるんや?』



『今、公園におる』




『はぁ?朝までずっとそこにおったんか?』




『うん。。。』




『アホか!そんなんじゃったら電話してこいや!夜中にそんなとこおったら危なかろうが?』




『だってこれ以上嫌われたくなかったけん』




『ほぉーか。。今回の件は俺にも責任があるけ、何か1つだけお前の言う事聞いたるよ』




なんて格好良い事言ったのは良かったんですが、、


内心何言われるかドキがムネムネ鳩ムネポッポーでした






ほら徳川埋蔵金を掘りあててこいだの!ナイ




つちのこを捕まえてこいだの!イナイ


無実の罪で刑務所に入った兄を救い出してこいだの!プリズンブレイクかッ(ナツイ)




1ヶ月無人島で生活しろだの!デキナイ




そんな無茶な事言われたら指切って死んじゃおうかと。




ひ弱かっ





そして少しの沈黙の後
芋子が俺に出した要求









『じゃあ1日だけでええけんウチのそばにおってくれん』







あむぁーーーーーい

ハンバーーーーーーグ





綺麗に飾ったキザな言葉じゃないけど


その健気でストレートな言葉が心に突き刺さりました





この後嬉し過ぎて
彼女に覚えたてのカンガルーキックを浴びせたのは言うまでもありません





人に愛される喜び、人を愛する喜びを教えてくれた君へ…





芋4つと
売れ残った青春の第2ボタンを贈るよ





らびゆ