■【台湾の地震救助隊申し出に日本政府『ニーズない』
SNSで広がる波紋、他国にも要請せず】:
産経新聞(2024/1/4 )配信:
台北の蔡英文総統(中央通信社=共同)
最大震度7を観測した能登半島地震を巡り、台湾が現地に向けて準備していた救助隊の待機を解除した措置について、SNS(交流サイト)で波紋が広がっている。台湾メディアによれば、台湾側が確認したところ、日本側に支援のニーズがなかったためだという。
被害が局所的で、被災地までの進入路の確保が難しいことなどが理由とみられる。ただ、X(旧ツイッター)では『中国に忖度したのか』『岸田文雄首相は『救命・救助に全力』というなら受け入れるべきだ』などと批判的な投稿が相次いでいる。
台湾の中央通信社の日本語版サイト『フォーカス台湾」などによれば、台湾は内政部消防署(消防庁に相当)が1日夜、地震発生を受けて国際人道救援に当たる医師を含む160人規模の救助隊の準備を完了。
日本側の支援要請があり次第、チャーター機で派遣する方針だったが、3日午後2時に待機を解除した。外交部(外務省)が日本側に連絡したところ、支援のニーズがないことを確認したためとしている。
今回の日本政府の対応については、作家でジャーナリストの門田隆将氏もXで〚1人でも〝命を救うために〟なぜ日本は受け入れないのか。岸田首相と上川陽子外相は日台の友好が深まることがそんなに嫌なのか?と疑問視した。京大大学院教授の藤井聡元内閣官房参与もXに救援隊が足りているとは思えないが、岸田内閣は何かに配慮したのでしょうか〛、…と投稿した。
一方、被災地支援については米国や英国、韓国、イタリア、フィリピンの首脳らも意向を表明しているが、日本政府は現時点で海外に支援を要請していない。
政府関係者によると、被災地では道路などの被害が甚大で、現時点では陸路で救助隊員を大量に送り込むことが容易でない事情があるという。
東日本大震災のように、甚大な被害を受けた地域が広範に広がっているわけでもなく、物資の輸送ルートや仕分けなど受け入れが困難な側面もある。
外務省幹部は 〚色々な国から『日本の要請があれば支援準備は整っている』といわれている。ニーズがマッチするものがあれば、検討していくが、その手前の状況だ〛、と語る。
能登半島地震を受けて台湾の蔡英文総統は1日、Xに〚心よりお見舞い申し上げます。現地の皆さまがご無事であること、そして一日も早く日常生活を取り戻せるようお祈り申し上げます〛、…
と投稿している。(奥原慎平)
ネット空間には驚くほどのコメントがよせられており!〜、
それらを抜粋して以下に列記いたします!・・・
御覧ください❗・・・
■ 木場紗綾:神戸市外国語大学国際関係学科 准教授
補足>外務省幹部は「色々な国から『日本の要請があれば支援準備は整っている』といわれている。ニーズがマッチするものがあれば、検討していくが、その手前の状況だ」と語る。 これがすべてでしょう。日本は東日本大震災の際も、各国からの申し出をどれもこれも受け入れたわけではありません。刻一刻とアップデートされる地方自治体のニーズと諸外国からの要請を外務省がマッチングし、捜索救難チーム、医療チーム、支援物資などを徐々に受け入れました。 外交的配慮から受け入れを決めた事例もあったでしょうが、特に「人」を受け入れる場合は、日本側がリソースを割かなくてはなりません。東日本大震災でも、自治体との調整(リエゾン)や通訳を担ったのは外務省職員でした。 また、たとえ民間人から成るチームであっても、日本で救援活動に従事しているさいに事故や事件(人命救助のために家を壊すなど)が発生した場合の身分保障の問題もあります。
木場紗綾は日本政府の御用学者ではないか?
思える程に政府の取った措置(台湾の救済援助拒否)を擁護している。
この学者様は東日本大震災で各国の救援隊を日本政府が受け入れた事をすっかり忘れているようです。 特に台湾は大規模な救援隊を派遣!、その上、巨額な義援金を日本政府は頂いた事は、未だに記憶にあたらしい❗。
断るにしても、言い方が悪い!〜、
〚現在は状況を把握中、災害状況ははっきりしたら検討し、救援を要請致します〛…
と表明するべきだったでしょう。
これでは蔡英文総統の面目は潰れて仕舞う。
■ そう言う支援の申し入れをしてくれるのは非常にありがたい事であって日本人としてとても嬉しく思います。
ただ今の能登は完全に状況がわかっておらず、土地勘も無く、言葉での壁が高く、今すぐに来ても逆に混乱してしまうのではないかと思う。逆に負担になるだけ。
言うにしてもニーズがないではなくて、もう少し状況が落ち着いたら来て欲しいと言えば良かったのではないかなと感じる。
■ たしかにこの時期、まだまだ被災が進む中で、国内向けにボランティアなり支援物資の現地入りは当面控えるようにとの方針が打ち出されるのだから、本件のごとき海外からの救援隊ももう少し待ってくれ、というのも分かる。
ただし一方では、たぶん部分的にせよ一部専門職については猫の手も借りたい、ということもあるのではないか。たとえば、日本語を解する医師+看護師などには
来てもらってもいいのではないか。余分な話かもしれないが、それが今現在の必要にかなうものでもあり、また今後の日台の良好な国際関係に資するものではないか。
■ 海外の申し出を全く受け入れないという姿勢は、国家間の繋がりを弱くしてしまうと思います。 こういう状況下で直接現地に派遣するのは厳しいですが、多少なりとも別の形での海外からの受け入れ態勢を整えておく方が良いと思います。
■ 冷静な話。
今回の地震ですが、今日の段階でも食料・水が足りないという状況です。阪神淡路大震災の時、翌日の朝には地元自治体から乾パンと水が届きました。詳しく言えば連絡があり区役所まで取りに行きました。その日のうちにコープからのパンなども届き始めました。
トイレも仮設トイレがたくさん届き始めました。被害規模から言っても今回の地震をはるかに上回る状態でしたが支援活動はすぐに充実したのです。翌日には沖縄ナンバーの警察車両も来ていました。また、電気は3日目には仮設電柱で復活。 日本全体で地震被害に対するまともなマニュアルがなかったあの時でさえ本当に迅速な支援・救助活動ができたのです。 それが今回は4日めになってもまだ進んでいない。原因は道路状況・雪の状況など地方ゆえの困難さです。国内からの支援でさえ現地に行き辛い状況で外国からの救助隊を受け入れる余地はないと思います。
■ 人的資源があれば道路の復旧なども出来るだろうに、そこに関して受入をして迅速に現地に人員を輸送する陸路を作る為と発想の転換が岸田政権はできないのだと、明らかにしただけで、人命は二の次三の次というわけです。
よって、この政権の命脈は岸田総理自ら絶たれたと国民は判断しなければいけないのでは? 国民本位の政治が出来ず、なぜ支持されるのか?国民の側が真剣に考えるべき時です。
このコメントは正論中の正論です。
殆どの投稿者は、岸田政権が台湾の救援申し出を断った事を容認し、気岸田外務省の措置を支持していますが、どこが問題なのか?の核心には触れてはいません。
コメントはそれを指摘しています。
東日本大震災の時の台湾チームの働きは、思い起こすと今でも感動し頭が下がります。
日本在中の台湾国籍の医師、通訳が補助し救援活動が自衛隊や民間人のボランティア活動に妨げが無いように気を配ばりながら、台湾チームは救済活動に抜群の活躍ぶりでした。
特に台湾チームの医師団は。それは日本人なら決して忘れてはならないものです。
■ 蔡英文総統の早急な対応に感銘を受けております。一日本人としては、助けてほしいですが、国民の意見を聞かない日本の首相の考えには納得出来ません。蔡英文総統の対応には、国民として本当に感謝してます。
■ 能登は海も荒れてたり空も風が強いし陸も道路が割れてたら、
なかなか行けないと思う。
しかも余震が震度4とかで新たに人が入ると被害が増えそう。
海外の支援は有り難いけど慎重にしたほうがいいのかも。
コンビニとか余りない地域は市役所とかに備蓄必要なんだろうなぁ。 今は自衛隊や付近の県からの支援で何とかまかなうしかないのかもしれない。
■ 日本が直接バッサリ「ニーズない」と断ったという話ではありません。台湾の消防が台湾国内に向けて短く発表した内容についての記事の日本語訳版が拡散され、記事タイトルだけ読んだ人に誤解されている状態です。
既にネットでの炎上を台湾の外務省も把握しており、「台日間の調整の事実とは合致せず、公平性を欠いている」ことと、日本から感謝の表明と現状説明と今後の援助受け入れ検討について伝えられたことが発表されています。
もし、これが事実なら、岸田外務省は産経新聞にねじ込み、真相を発表し、ネット炎上を消化して、産経新聞に謝罪をさせるべきです。
台湾の外務省の説明を大々的に報じるべきです‼・・・
■ 移動手段とコミニュケーション
申し出は素直に日本国民として感謝したいです。
ですが、能登空港が運用できず、小松空港からの陸路移動が困難な状況で、台湾の隊員をどうやって現場に誘導し、どのチームの支配下で行動してもらい、コミニュケーションをとるか。
そこまでの連携が短時間のなかで厳しい側面もあると思います。 自衛隊だと同盟国と合同演習とかをして日頃から訓練しているのですが、この手の救助隊も平時に国際交流をしておくのも良いかもしれませんね。
引用元:
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d065d48adbce35026c427d0809af044171b4fda/commen