関心領域、観てきました。

重い、、

気持ちが悪くなった。

 

アウシュビッツ収容所の隣で

幸せに暮らすヘス一家

塀の向こうは描かれないので、

絵面はきれいなんだけど、

違和感があって、重たい。

 

固定カメラからの構図がほとんどなので

ドア、窓、柱、家具、階段などの

一部に光があたり、影が多い

狭く特殊で奇妙なZONEだって、

映像で閉塞感を感じる。

それに、音響がめちゃくちゃ不快で

色にもメッセージがある。

 

1945年の設定なので

これから彼らがどうなるか、

結末は知っているけれど、

彼ら側からしたら、

「仕事で成果をあげて」

「国家が理想とする家族を作って」

「自分が理想とする家庭を作った」ってこと。

誰しもが彼らになる可能性がある、

こわいな…

 

公開二日目、アップリンク13:05

満席でした。

男性多め、年齢層は幅広かった。

 

第76回カンヌ国際映画祭でグランプリ

英国アカデミー賞、

ロサンゼルス映画批評家協会賞、

トロント映画批評家協会賞、

第96回アカデミー賞で国際長編映画賞・音響賞の2部門を受賞