三井記念美術館へ
茶の湯の美学
利休・織部・遠州の茶道具
観に行ってきました。
 

 

 

三井記念美術館は三越や高島屋へ行くついでに寄れるし、

良い企画展をやるので、よく訪れます。

それにあまり混んでいないんですよね。

イヤホンガイドを借りて、

じっくり鑑賞してきました。

 

 

 

ポスターの4点を、企画展サイトから

『千利休 わび・さびの美』

 

 

 

古田織部

『破格の美』

 

 

 

小堀遠州

『綺麗さび』

 

写真なし、ポスタータイトル下の

国宝 志野茶碗も観られました。

お茶にかんする展覧会では、いつも展示してくれます。

 

 

 

へうげもの織部の花入

 

 

 

中節の竹茶杓で、節裏が削り込まれた

『蟻腰』は利休の創意。

筒の「ホトトギス」も利休の筆

 

 

この展覧会は一室、撮影可のところがあって、

有難いですね。復習ができます。

 

 

 

武野紹鴎筆消息

卯月二日付 林兵部宛

鯉の食べ方で大笑いしたという楽しそうな茶会の様子。

 

 

 

祇園祭礼図

伝利休所持、千宗旦添書

 

 

 

千利休筆茶会道具付

利休から津田宗及に宛てた茶会の道具付で

秀吉の茶会記として伝わっている。

 

 

 

 

唐物肩衝茶入 北野肩衝

 

 

 

千利休筆消息 橋立狂歌入

秀吉の小田原攻め従軍の際、

石清水八幡宮の社僧瀧本坊実乗に宛てた消息。

末尾に秀吉との確執の原因になった、

橋立の茶壷の狂歌が添えられていて、

翌年の秀吉との破局を暗示するようだと解説書きがありました。

 

 

 

 

聚楽第図屏風

 

 

 

武野紹鴎作の茶杓

すらりと伸びた双樋の竹で、

切止近くに節のある元節の茶杓

 

 

お茶の先輩方は茶道具のこと、よくご存じ。

本物をみることが大事と先生も仰るので

お茶に関する展覧会があると

嬉々として訪れています。

『茶の湯の美学』展は、2024年6月16日までです。