宝塚花組、全国ツアーおっかけ
刈谷(愛知県)へ行ってきました。
 

 

 

刈谷市総合文化センター アイリス

刈谷駅からウイングデッキ直結、

分かりやすかったです。

大きいホールだわ。

 

 

 

吹き抜けエントランス

 

 

 
大ホールは約1,500人収容
 
大阪→新潟→長野→石川→富山
→神奈川→群馬→埼玉を1ヶ月かけて巡った

全国ツアー最終日でした。

 

 

 

主演は、花組2番手スターの

ひとこちゃん、相手役はみさきちゃん。

このまま、次期トップコンビになる可能性大かな。

 

『激情 ホセとカルメン』は1999年初演

ほぼ四世紀も前になりますか⁉

ちょうど関西に勤務していた時期で、

宝塚大劇場で4回は観たと思います。

好きな作品でした。

 

ひとこちゃんホセ、みさきちゃんカルメン

良かった、頑張ったねという印象。

トップになった時、伸びしろがある方が楽しい。

今回はチャカさんと、アカさんが支えてた。

チャカさんはショーでも新たな場面をもらって貫禄。

アカさんのエスカミリオは上手くて綺麗でいうことなしなのですが、

初演ワタルの独特の突き抜け方、

場の空気を変えるエスカミリオも好きだったなぁ。

 

ホセが母の死を知った時の四重奏のシーンが大好きなのですが、

ここ、歌が上手いだけじゃどうもしっくりこない。

私の中では初演の、ずんこ、わお、

はなちゃん、アッコちゃんの四重唱が神。

ホセに他の三人がシンクロして見事に一つになった。

しみじみと心に沁みて、ジーンと余韻が残った。

今回、十分良かったですが、

なかなかそこまでは難しいよね。

 

つっこみどころ満載だったラストの舞台いっぱいの大輪の花は

全ツの舞台で作る訳に行かず、

なきゃないで、ちょっと残念だった(笑)

 

宝塚は今、変革しなくては未来がないという状態で

来年の公演は不確定、110周年を祝える状況ではありませんが

舞台に立っているジェンヌさんたちは、

観客に愛と夢を届けようとしてくれているのですから

観る方も、真直ぐ受け取ってきました。

とても良い舞台でした。