上野の東京国立博物館へ

特別展 空也上人と六波羅蜜寺を観に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

重要文化財 空也上人立像 東京で半世紀ぶりに公開

 

平安京に疫病が流行した際、

つねに市井の人々と共にあった空也上人の

口から6体の阿弥陀仏が現れている有難いお姿。

六波羅蜜寺では正面からの拝観ですが、

東京では鎌倉肖像彫刻の傑作を360度拝見できます。


運慶の四男、康勝の代表作

 

 

 

2022年5月末に

六波羅蜜寺の新宝物館「令和館」が開館

その準備期間に東京で鑑賞できるのです。

滅多にない機会でした。

 

六波羅蜜寺は、京都の葬送の地の一つ

鳥辺野の入口にあり、
「あの世」と「この世」の境界に

位置する寺と言われているんですよね。

行きたいお寺の一つです。

 

 

 

展示の平安時代の仏像は一木彫りが多く

鎌倉時代には寄木が多くなるそうです。

 

 

 

とても美しいお顔で小顔モデル体型の

地蔵菩薩さま

髪を握っています。

 

伝説によると、

地蔵菩薩を信心していた貧しい女が

母の葬儀も出せないでいると、

見知らぬ僧が現れ、ねんごろに回向し、

墓に葬ってくれた。
貧しい女は、お布施のかわりに母の鬘を渡した。
忌が明けて地蔵菩薩を参拝すると、

左手にはあの時の僧に渡した鬘が握られていたという。

 

 

 

 

 

見ごたえありました。

写真はHPからお借りしました。

 

 

グッズコーナーでは、空也上人関連は売切れでしたが、

 

 

 

亀屋良長の烏羽玉と、

幽霊子育飴があったので購入。

 

烏羽玉は、京都に行くと買っていました。

 

 

幽霊子育飴は、亡くなった母が幽霊になって

お乳の代わりに飴を買いに来たという

話を聞いていたので、

あっ、これだ!って買っちゃいました。

べっこう飴です。

 

 

特別展 空也上人と六波羅蜜寺は

2022年3月1日~5月8日まで