街はクリスマスの飾りであふれ
素敵な装飾が所々で見られますが、
今、帝国ホテルプラザのロビーに飾られている
ヴィクトリア女王とアルバート公のクリスマスツリーも素敵なのです。
 
 
 
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1840年、二人に初めての王女が誕生した年、
ウィンザー城に飾られたクリスマスツリーは、
鳥や果実のオーナメントや、
ローソク、バスケット、
ボンボニエール、
そして当時高価だったキャンディーをリボンで提げた
幸せあふれる家族のツリー。
 
 
 
ヴィクトリア女王の夫のアルバート公はドイツの出身
ドイツにはクリスマスにツリーを飾る習慣が既にあり
その習慣をとりいれたのがヴィクトリア女王だったのです。
 
数年後、ツリーを囲むロイヤルファミリーの様子が新聞に描かれ、
平和な家庭像が広く紹介されたことをきっかけに
ツリーを飾る習慣がイギリスに定着しました。
 
 
 
ツリー周りにはプレゼントでしょうか。
熊のぬいぐるみや鉄道模型、
くるみ割り人形などが置いてあります。
 
 
 
このもみの木は「シラビソ」という日本固有の品種で
富士山で自生した樹齢80年のものです。
標高の高い場所で育つため枝先が白く
まるで雪が淡く積もったように見えて美しいです。
 
 
 
帝国ホテルプラザ3階特設会場では、
英国王室にまつわる宝飾品展も開催されています。
王室300年に亘るロイヤルジュエリー約20点、
ヴィクトリア女王の直筆の手紙が添えられたペンダントや
ダイアナ妃のリングもあり、
写真といわれが展示されていて、見ごたえがあります。
 
これら3点は、1階に展示されているレプリカです。
 
 
 
 
英国王室にまつわる宝飾店は12月13日まで
クリスマスツリーは12月25日までの展示です。