杉並区郷土博物館へ
愛新覚羅浩展を観に行ってきました
この郷土博物館の敷地には
かつて嵯峨侯爵邸があり
嵯峨浩さんはここから出発し
清朝ラストエンペラーの実弟
愛新覚羅溥傑との婚礼のため
式場となった軍人会館、今の九段会館へ向かったそうです
時代に翻弄されながらも
戦中戦後の苦難を生き抜き
日本と中国のかけはしになろうと生きた
流転の王妃の生涯の展示
友人への直筆の手紙には
不安と覚悟が入り交じった心情が
小さい文字で便箋の裏表にびっしり綴られていました
博物館の庭には古民家「旧篠崎家住宅主屋」が移築されているのですが
そこには、貞明皇后から満州に植えるようにといただいた白雲木があります
美しく黄葉していました
旧篠崎家住宅主屋にかんしては
こちらをご覧ください
荻窪の地名の由来になったオギ
今ではあまり見ませんね
郷土博物館特別展『愛新覚羅浩展』
2018年12月2日(日)まで
杉並区大宮1丁目20番8号
【休館日】月曜日、11月15日(木曜日)