いくせいにっき・やつらがやってきた
とーとつである。とーとつに、やつらの世話をすることになった。
本日、学園黙示録の終了後。
なんでかわからんが、プールの地下に収まりきらなかった蜘蛛童の面倒をあたしがみることになった。
期限は一週間。
こー……プールの管理をやってる教師の、なんかこう青空のような笑顔がすげぇ印象に残った。
どこか抜けてるという意味で。
というわけで、人目を忍んでこの時間に総計6匹の大移動。
◎内訳
・蜘蛛童A 仮称:アメデオ
・蜘蛛童B 仮称:ビアージョ
・蜘蛛童C 仮称:クレメンテ
・蜘蛛童・膨A 仮称:ディーノ
・蜘蛛童・膨B 仮称:エミリオ
・蜘蛛童・爆 仮称:フェデリカ
かなり大変だった。
アメデオ、ビアージョ、クレメンテの3匹は素直についてきてくれたからまだいい。
ディーノとエミリオはかなりの聞かん坊で手を焼く。
フェデリカに至っては「お前の言うことなんざ聞かねーよ」的超々々反抗的態度。
時々殴りたくなる衝動を抑えつつ、なんとか6匹全部をうちに入れることに成功した。
あとで琥宇をヘルプで呼び出して、これから一週間協力して面倒を見ていこうと思う。
とりあえずは、フェデリカの処遇だ。
あのやろー、完全にあたしのことをなめきってやがる。
いいだろう、ここのボスが誰なのかその身にしっかりと教え込んでやる。
琥宇なのです。
お姉ちゃんに呼び出されて、これから一週間寝泊りすることになったのです。
着て早々、クロスカウンターみたいな感じでDKOしていたお姉ちゃんと……うーと、フェデリカさん?の介抱なのです。
それにしても、お姉ちゃんのネーミングセンスはいまいちだと思うのです。
あからさまにA~Fなのですし。
僕だったら、アジョルカとかにするのですよ?
……なんか引かれてる気がするのです。