連休後半は、実家に帰省しました。

母が癌を発病するまでは、
実家に帰省する目的は
自分のためでした。

何も気にせず
好きなように過ごすためです。

ずーっと自分のことしか頭になく、
父と母のことを気にせずに
電話もしない、
メールもほとんどしない。
会うのは年数回という生活をしていたのです。

そんなことを続けていたら、
父がけがをしたり、
母が癌になったりしたのです。

やはり、
顔を見ないとだめだ、
家の様子も見ないとだめだ。
と思いました。 

それからは、帰省の目的は
日ごろ電話ではわからない、
母の様子や父の様子を見たり
母と一緒に修錬をしたり、
母の考えていることを聞いたりすることになりました。

私は、
たまに帰って
実家の年をとった両親の現実を見ようとせず
ずっと目をそらしていたような気がします。

実家の父は難しい人なので、
母は苦労していました。

そこからも目をそらして
逃げていたと思います。

でも、
今ようやく、
父や母と向き合えるようになったと
思います。

母が病気になったことは、
この上なくつらいことでしたが、
それによって
私はたくさんのことに気が付かされました。

母の病のおかげで、
気功の修錬に真剣に取り組むようになりましたし、
そのおかげで、
精神的にも安定し、
向き合えなかった家族とも
向き合えるようになりました。

今回の帰省は短かったですが、
いろいろと思うところがありました。