CEA、CA19-9  については、手術後はさすがに体内から癌細胞をできるだけ取ったという医者の言葉どおり、がくんと減っていましたが、すぐに数値がアップし、

CEAは基準値以上、CA19-9は基準値以下でした。 

私は、この検査結果を見るたびに、一喜一憂していました。けれども、そんな私を見て、babatanuki先生は言いました。

「客観的に見ることはとても大切だけれど、短期間の結果に振り回されては良くない。体の中の変化は機械のように順番に良くなっていくものではなく、体内のある部分を良くするために、他の部分を先に改善する必要がある場合もあるし、先に体内の悪いものを出しきるために、いったん症状が悪くなる場合もある。
 小さなことに惑わされないで、信じて修錬することが大切ですよ。」と。

 私も、母と同じで再発を恐れて、検査結果の数字にこだわっていましたので、そのたびに、babatanuki先生の言葉に「はっ」とさせられました。