最新医学で、免疫力について見逃されているもの 8 | 気功教室 日之本元極からのお知らせ
黄帝にお聞きしてみました。
心包絡は営気の方を送り出して、中丹田、命門は衛気の方を送り出すのですか??
貴男が悟った通りです。
つまりは心包絡からは、より肉体に関連するような営気を送り出し、
中丹田と命門は、より無形の肉体を司るような、衛気を送る役割をしています。
そんな役割を持った三角形ができます。
従って衛気の起点は、中丹田です。
「黄帝内経」の中で述べている、
衛気が「皮膚の下」を通っているという表現は、
曖昧でわかりにくいと思いますが、無形の肉体が有形の肉体に重なっている、
そういう表現であって、皮膚のすれすれの所を覆うかのように、
皮膚の下というよりは寧ろ、皮膚の上に衛気が重なって、
外界から肉体を無形の気で覆って守っているというような事が言えます。
皮膚の下という表現しかすることが出来なかった。
その当時は分からなかったのです。
多くの敏感な者たちが衛気の存在、
すなわち人の身体の表面を覆うオーラのような存在を感じて、
そのような表現に仕立て上げたわけです。
様々なようすに見える衛気を、皮膚の下というようにしか、
表現出来なかったのです。
貴男が思っているように、やはり有形の肉体の外側に見えるような、
有形の肉体から放たれている気であると、
解釈しても何ら問題は無いのです。
正しくは、有形の肉体から放たれているのではなく、
無形の肉体が有形の肉体と重なっていると表現した方が良いのです。
無形の肉体の気が充実してくれば有形の肉体を遙かに超えたような大きさになって、
有形の肉体からエネルギーが迸(ほとばし)り出るような、
そういう感覚を持つようになります。
あなた方のオーラが何層も有ると、敏感な修練者が表現しているように、
肉体から気のエネルギーが出ていると、
多くの者たちは受け取るでしょう。
しかし、厳密に言うならば、有形の肉体と無形の肉体とは重なっていて、
それぞれ連動しつつも、別個のものであるといえます。