あらすじ

ブリュッセルの暑い夜、眠りにつくことのできない人々。ある者は恋人の腕のなかに飛び込み、ある者は街に繰り出し、夫婦は語らい、そしてある者はバーでダンスを踊る……。官能的な熱を帯びた一晩の中で連結していく、数々の出会いや別れ。

 

  感想

シャンタル・アケルマン映画祭2023より、1982年制作の作品を初鑑賞しました。

 

ブリュッセルのある夏の夜、一晩の出来事、特に恋をする人たちの出会いや別れ、その束の間の時間を散文的に切り取った作品。

 

全体の80%くらいが夜のロケシーンなんですが、映像が暗すぎて、何をしてるのか分からないシーンが散見されていて、台詞も少ないので頼りにするものがなく、映画そのものの魅力以前に、上手く楽しめなかったです。

 

それでも、台詞よりもダンスで恋愛の距離感を図ったりする時代の懐かしさや、ちょっとした間合いの時間の使い方には、良さを感じられたので、配信が始まったら明るさを調整したモニターで観直したいです。

 

 

シャンタル・アケルマン映画祭2023