6月23日の日曜日に今年度初めてのママパパひまわり企画

を開催しました。

 

雨の中、たくさんの参加がありました。今回は子ども達にも聞いてもらいたいお話でした。

子ども5人(小5 2人、小6 1人、中1 1人、中3 1人)

大人は13人、講師・スタッフ・朝日新聞の記者さん

合わせて26人の参加でした。

 

いつものように、坂本先生からの挨拶で始まりました。

 

 

初対面の緊張をほぐすため手話ビンゴをしました。

子ども達も積極的に参加。

 

 

 

     

 

みなさん、和やかな雰囲気になったところで

岡森さんの講演が始まりました。

 

      

      

     

 

「困った時の母頼み」というお話がありました。

     

     

            

 

 

 

     

 

学校で工夫していることは?と聞いてくれました。

そのあと、岡森さん自身のユニークな工夫を話してくれました。

     

 

     

     

いろいろ工夫をしながらも、やはり自分を出せていないことが苦しかったそうです。

 

     

 

     

高校入学後、日本拳法クラブに入った岡森さん。

先輩との礼儀、1対1の力と力のぶつかり、相手や先輩と防具をきちんと締めあう事などから、ごまかしのないコミュニケーションができるようになってきたそうです。

 

     

 

    

手話で会話することでいろいろな人と本音で話せる楽しさが分かり、人との関係づくりができるようになったそうです。

手話の力は大きかったのですね!

 

      

 

      

 

ボクシングの反則について話してくれました。

 

     

ボクシングが楽しくなった岡森さんは、試合に出たくなってきたそうです。でもスムーズには行かない。

 

    

 

     

なぜプロボクサーに成れないの?!

疑問が膨らんできます。

 

      

こんな言葉を聞いて余計に怒りが込み上げてきたそうです

 

     

 

     

 

聞こえる人達が決めたルールに疑問!!

 

      

              

      

 

      

 

      

 

      

 

     

      

 

最後に素晴らしいまとめをしてくれました

 

      

      

 
次は交流会です。

 

交流会では、参加者に短冊をくばり、感想や質問を書いてもらいましたた

熱心に書いてくださった短冊を仲間分けして

交流を始めました。

 

     

 

子ども達も自分の書いた質問について説明してくれました。

     

 

お母さんからは、手話に対する理解が深まったという

お礼の言葉がありました。

 

終了後、朝日新聞の記者さんからインタビューを受けました。

    

 

翌日の朝日新聞朝刊の大阪版に早速記事が載りました。

 

    

 

素晴らしい講演内容を、記者さんがみんなに伝わるように

まとめてくださいました。

ひまわり教室のことも記事にしてくださって、

嬉しかったです。

 

<岡森祐太さんのお話と交流会 アンケート>

1.岡森祐太さんのお話  思ったこと 心に残ったこと   

・話を聞いて、はらがたつこともありながら生きていっていることをしりました。

・おかしいと思ったら おこっていいということが心に残りました。

・あきらめないで最後までとりくむことが すごいなと思った。

・今 中学生なので、岡森さんの中学時代の友達の接し方や、高校での過ごし方がすごい自分と似ていたなと思いました。ごまかしのないコミュニケーションは大切だなと心に残りました。

・手話が大切との話の意味がやっと理解できる きっかけになりました。人への興味をもつ大切さは 今の自分にも必要なことですので、努力しようかと思います。

・「聞こえないことをごまかしてきたことが多かった」など正直な振り返りもあり、印象に残る言葉も多かったです。「聞こえる人たちが作ったルール」「ルールを学びつつ とらわれすぎない」は、特に心に響きました。

・てきとうにしていた自分への目覚めについて、講演の中でも質問の答えも含めて、お話を聞いてよかったです。

・手話を通じて「人に興味(人との会話)を持てるようになった」という話が心に残りました。

口話のみは、気力・体力がいるのか・・気づかされました。

・「自分を偽って、だましだまし、していた」ので、と語られていた時の表情や言葉をつまらせた時の口調がとても印象的でした。仕事をしていく上で、自分のできることを積極的に手を挙げて伝えること、そしてそのために必要な支援も伝えること、大切だなぁと思いました。

・ルールを変えるための行動や努力はすごいことで、我が子たちにも感じてほしい。息子にも聞かせたかった。大人でもなかなかむずかしい。

・まっすぐと自分を見つめ、自分が自分らしくいられる姿を見れて、こんな風に育っていけるといいなと思いました。

・手話サークルに入った頃から、コミュニケーションの質が変化したように受け取められました。転機となったのが「手話」という話も心に響きました。

自己肯定するためにも、きこえないことも含めて自分のことを好きになれるためにも「手話」というものは大きなものなのだと、改めて感じました。

 

2.アイスブレイク(手話でビンゴ)

・みんなのことが たくさんしって うれしかった。

・楽しかった。

・1ビンゴになりました!いきなり始まるより良かったです。

・いろんな方とコミュニケーションが取れて良かったです。

・たのしかったです。手話を覚えられてよかったです。

・手話を使う時間があることは とても良かったし、来られている人と話が出来て良かったです。

・たくさんの人と接するきっかけになりました。

・娘が楽しそうに動く姿を見られて、良かったです。

・応用していろいろな所で楽しめるゲームになると思いました。

 

3.交流会   思ったこと 心に残ったこと

・たくさんの質問で たくさん知れてうれしかった。

・「どん底」「人をたち切る」「ふさぎこむ」これらの言葉がつきささりました。自分の 今でも口話での力不足を感じて、くやしかったり、腹立たしいことだらけなのに、突然手段がなくなることは、とてもこわいです。もっと手段・知識をそなえたいと思いました。

・ざっくばらんに会話ができて、とても良かった。

・手話のできる人が少ないのに、手話を覚えることでー、という質問に対し、手話でコミュニケーションの楽しさがわかり、人への興味が持てるようになったという答え。また、そのことで変わったという印象を周囲の人が持っていることがわかったこと。

・坂本先生の笑顔にいやされされました。

・手話がきっかけで、コミュニケーションが持てるようになった話、それもまた、力として、外国の人との関りにもつなげていると聞き、先を見据えて生きてられるなあと 感じました。

・坂本先生、西村先生の温かい雰囲気が会全体にありました。何でも話しやすかったし、リラックスして話を聞くこともできました。

・色んなことが深く聞くことができました。手話で人に対する考え方、見方が変わった。

・感想をひと言ずつ全員が表現したことがとても良かったです。

 

アンケートからも、岡森さんのお話と交流会が深く参加者の皆さんに届いたことがわかり、とても嬉しいです。

ご協力ありがとうございました。