お昼休み。塩ラーメンを食べてお腹いっぱい。

昼寝もしたいけど、やっぱり気になるのでプレハブへ。

 

 

 

昨夜流したシリコンは固まったかなぁ?と様子見。

 

うまく固まったようなので枠のブロックを外していきます。

これ、昔はこんな便利なブロックとか無かったので

シリコン型を作る際はプラ板や木を使って枠を作ってシリコン流してたんですがね。

僅かなブロックの隙間程度ではシリコンが漏れて流れる事も無いし

便利なものです。

 

 

 

枠が取れたので早速割っていきます。

 

 

 

 

 

離型材をしっかり塗っておかないとゴム同士がくっ付いてしまい失敗となります。

その点は抜かりありませんw

片側をめくっていくいと、綺麗に型が割れていきます。

この瞬間が結構ワクワクしますねー。

 

 

 

 

 

はい。うまく行きました。

27g用も35g用も概ね成功です。

 

 

今までは湯口(粘土の部分)はケミカルウッドで作っていましたが

要は穴が作れればいいので今回は粘土で簡単に湯口の部分を作りましたが

なかなかうまく行きました。

白いストロー(綿棒を切ったもの)はエア抜きの穴の部分になります。

型の途中までしかないですが大丈夫。

 

 

エア抜きのラインは彫刻刀とかで溝を掘ります。

湯口の塞がってる部分もカッターなどで切り取ります。

 

この後、型を合わせて湯口を覗いてみてジグとの接合部分にある

余計なバリなどを綺麗にカットしてやります。

 

 

 

 

実際にジグと接する面も綺麗にツルツルの状態で完成。

 

実際にジグを抜いた後の表面処理で楽ができるか苦労するかの

分かれ道なので数日掛けてマスター型を磨き倒していたと言う訳です。

(前回の型ではここが甘かった)

 

ゴム型に鉛を流した際の再現性って思っているよりも高くて

型が荒れていれば荒れたジグが出来上がりますし

ツルツルであればツルッとしたジグが出来上がる。

型の方に凹があると出来上がったジグに凸ができるのでそれは削れば良いのですが

型の方に凸があるとジグに凹ができるのでパテなどで埋めなければいけないので

手間が掛かる事になるので・・・

 

この後、型を洗剤で洗って離型材や細かく残った粘土などを取り除けば

型の準備はOKです。

 

 

中に仕込む貫通ワイヤーの寸法が微妙に変わるので

マスター型のアイの部分を基準に治具を作って置いて

鋳込み前にワイヤーもたくさん作っておきますが、この作業はまた後程。

お昼休みではそこまで手が回りませんw

 

 

午後の仕事が終わってから、昨夜塗っておいた試作品のコーティング。

 

 

 

濃いカラーなので果たしてお魚に相手してもらえるのかどうか・・・

とりあえず、ラインナップ中のカラーと名前の差別化をしないと

何かと面倒なので、暫定的に

「シゲルブルー(仮)」「シゲルパープル(仮)」「シゲルグリーン(仮)」

という仮称にします。

 

シゲルはもちろん松●しげるのシゲルw

要は「色黒」って事ですね(笑)

通常カラーの上からスモークを掛けたカラーがあるのですが

これは仲間内では「黒赤」とか「黒ピンク」とか呼ばれているので

黒いからって「黒ナントカ」って呼称だと紛らわしいし。

 

正式ラインナップに加わるかどうかはシーズン始まってからの

テスト次第です。これは自分でも疑心暗鬼なカラーなので

テストは自分がやります。

流石に釣り仲間に「テストしてーや」とは言えません(笑)

それまでは(仮)は外れませんw

 

 

 

またこんな事ばっかりやって夜は更けていきます。

何やってんでしょうねぇ。

ま、本格的なシーズンインまで後1ヶ月ちょい。

 

もう少し妄想する時間はあるようです。(笑)