自作ジグのお話。

 

昨年中に既に今期用のオーダーを数十本受けていたので

12月にホロシールを大量に仕入れました。

 

仕入れ先はAmazonで中国の業者さん。

以前と同じ業者さんの出しているホロシールを注文したんですがね。

 

何故か粘着力が異様に弱い。。。

 

お尻の方の、ちょっと絞った形状の部分とか、貼った時は密着しているんだけど

しばらくするとフチが浮いてきちゃう・・・

 

浮く前に塗装してコートしちゃえば大丈夫!

と頑張るもコート後にみると・・・あらら、浮いちゃってるじゃん(涙)

 

幾つか、何種類かのホロシールを試したけど結果は同じ。

浮いちゃう部分を避けてカットすると・・・何とも見栄えが悪い。

 

 

1週間ほど試行錯誤したけど、基本PET素材のシートなので熱かけても

伸びや曲げが殆ど効かないんですわ。

 

こりゃあかんわい、とまた1週間ほど情報収集してみたりした結果。

 

 

 

やっぱりこれはもう熱転写しかないか・・・・となったわけで

とりあえず熱転写シートのサンプル(お試し価格なので安い)を取り寄せたのが先週のお話。

 

 

巷では専用の施工機材も売ってるんだけどなんせ高い。

商売でやるなら揃えてもいいんだろうけど所詮趣味の世界なので問答無用で却下。

 

ここはお安く、ハンドプレスで家庭用アイロンを使ってやりましょう、って事で

実家をガサガサやって古いアイロンを探すも既に廃棄された後。

仕方がないので安っいアイロンを買いまして早速テスト。

 

昔作って失格となった耐熱シリコン製のゴム型があったので

その上にアイロンを乗せてゴムを加熱、その後転写シートを載せたジグの上から

加熱したゴム型を乗せて板当てて全体重をかけて数十秒・・・・

 

 

あらっ、意外と上手くいったわw

 

 

ならばと他にも数本やってみる。

 

 

でも、温度は大体合ってるようなんだけど加圧時間の具合で

結構失敗もします・・・・

 

 

試行錯誤すること2時間。

 

 

 

何とかそこそこ貼れるようになってきました。

加熱加圧後

 

 

剥がす前に少しだけゴシゴシ擦ってから恐る恐る剥がす・・・

 

 

 

何とか上手く転写できました。

 

 

当てるゴムが型用の耐熱ゴムで硬めなのでサイド部分までは貼れませんね。

一応、食品用のかなり柔らかいシリコンゴムも用意してあるので

時間見てそっちでゴム板を作る予定ですが。

 

 

 

 

とりあえず、テスト品を塗装してみました。

 

 

なるほど。

 

 

こんな感じなのねぇ。

 

 

ま、後はコーティングしてみて反射具合がどんなもんか確認ですな。

 

熱転写やってみて思ったのは

 

 

いちいちホロシートを型から切り出す手間が無いのでその点は楽。

仕上がりも局面もなんのそのでしっかり貼れる。

 

ジグの表面の状態でちゃんと貼れるか貼れないかが変わるので

下地仕上げは丁寧にやらないとダメ。

 

問題は加圧するのが割としんどい。

いや、かなりしんどい。

最初、軽く手で押さえつけてみたけど全然ダメだった。

 

自作でやってる人の中にはハンドプレス構造を自作してたり小型のダルマジャッキを使ってる人も。

オムレツメーカー使ってる人もいましたなw

 

今考えているのはホットサンドメーカーみたいな構造で上下のゴム板でジグとシートを挟んで固定するって

構造のものを簡単に作ってやればかなり楽になるかなと構想中ですが。

 

 

ってかね。

 

 

 

趣味で作ってるんだからそこまで拘らなくてもいいんだけどって話なんですがね(爆)

まぁ・・・こういうのが好きなんでしょうがないっちゃーしょうがないんですけどね。

 

 

ただ、今年からはジグを作る期間を限定してシーズン中はなるべく作らないようにしたいなと。

夜なべしてジグ作って翌朝早起きして朝チョコとか、マジで体に悪い。しかも連日となると

結構辛いものがある。

 

なのでジグの作製は2月中までとしてそれまでに出来るだけ効率よく本数作りたいと考えてるんですね。

 

既に今年は50本ほど作ってますが、自分用はまだ未着手w

 

自分用で20本くらい作っておけば、と考えていますが頼まれている分が後15本ほどあるので

自分用はその後って事になるので出来るだけ作業を簡素化、効率化したい。したいんです。

 

一度システムを構築しちゃえばかなり楽になると思うんで

もうちょっと頑張ってみますか。