年末年始は牛舎内の小部屋の増築に勤しんでいました。
生まれて1〜2日で親牛から離して哺乳瓶に慣れさせて
１週間〜10日ほど隔離しておくのですが、
年末の出産ラッシュで隔離用の小部屋のキャパが足りなくなってしまい
急遽、牛舎の入り口横の僅かなスペースを合板で囲って小部屋を急ごしらえしたという次第。
当然、現在の気温を考えると暖房が必要になるのですが、
一昨年、中華FFヒーターを導入した際に予備でもう一個買ってあったのを設置。
これね。
最初の一台は昨年冬から使い始めましたが非常に好調で子牛の健康状態も良好です。
で、作った小部屋の戸口横の壁に穴を開けてダクトを繋いで稼働させ、
1晩動かして問題なかったのでOKとしました。
ところが、翌日の朝になるとエラー表示が出て止まってました。
エラーはE-05って表示で説明書を見ると本体加熱、温度センサーの異常、ファンの回転異常のどれか、
という事らしい。
色々点検してみましたが、テスト稼働で5分ほどするとエラーで停止してしまう。
一応、販売元に問い合わせてみましたが、何せ中国のメーカー。
しかもAmazonで購入してたので問い合わせはその都度Amazon経由になるので
返答が来るまで1〜2日掛かる・・・・
しかし、ワシは既に予備機を手配していましたので最悪使えなかったら予備機が届いたら
そっちに付け替えて、と考えていました。
こういうヤツ。
ケースに入ってない分お安く購入できますのでこちらにしました。
結局、返答が来る前に予備機が届いたのでケースだけ再利用して
中身をそっくり入れ替えることに。
飛脚さんが「本日配達に伺います」となってたので午前中に設置してた故障品を外して
ケースから中身を出して準備万端となったものの、
結局夕方に配達になったので40分ほどで組み立て、試運転。
で、また小部屋のところに設置しようとした時にあり得ない物体を発見。
壁に取り付けてあったダクトをはめる部品・・・・
これを穴を開けた壁に取り付けてヒーターからのダクトを差し込むんですけど。
これがですね・・・・・
熱で変形して悲惨な事に・・・（汗）
つまり、変形したジョイントで温風の通路が異様に狭くなり、温風の流れが悪くなって
本体温度が異常に上がってしまったって事なのでしょう。
ってか、これ「付属品」なんですけどね。（汗）
温風の温度ですが、温度設定にもよりますが直に当たってると60〜70度くらいと結構熱いんですね。
なので送風用ダクトもアルミのフレキホース、先に付けるT型ジョイントも恐らくは
耐熱樹脂製なのですが、何故かこれだけは「普通のプラ」だったようで。
とりあえず、変形したジョイントは撤去し、穴を拡大して壁に直接フレキホースを差し込んで
作業は完了。
さて。
問題は外した方のFFヒーターですが。
とりあえず、単品で各配線、燃料ホースなど繋いで稼働テストしてみましたが。
全く問題なく動きました。（苦笑）
なので予備機の箱に仕舞って改めて予備として保管して置くことに。
何だかなぁ・・・・子牛達に1晩寒い思いをさせてしまいました。
中華製なので色々あるのは覚悟してましたが、まさかこんな部品でトラブルになるとは。
やはり油断大敵ですね（w
エラー起こした当日の夜にネットで色々調べたんですが
中にあったんですよね。似たような事例。
送風ダクトを延長するのにエアコンの配管カバーを使った人がいて
あの四角いパイプ状のカバーがメロメロに変形してました。
温風といえども直接浴びれば「熱風」ですもんね。
普通のプラとかでは耐えられないのはワシ的にも十分承知はしてたんですけど
まさか付属品がソレだとは思うはずもなくw
まぁ、いい勉強になりましたわ。
でも、今回購入したバラセット。
本当はオールインワンタイプが楽なのは楽なんですが
ケースがあるかどうかだけで約7千円くらい違ってくるので
バラのセットも気になってたんですよね。
少し安くなった分、それまでの2kw出力から5kw出力のものにしてみました。
結果はやはり出力が大きくなった分、それまでよりも低い設定でも個室内は十分暖かく
結果オーライとなりました。
良かった良かった、と帰宅すると
業者から返答が来てまして。
「お世話になっております。商品は当店で購入されたものでしょうか？」
だって。。。。
一応返答はしましたが、また次の返事が来るまで2日位かかるんだろうなぁ。
なんか、木星と通信しているみたいだ（爆）
昔読んだ本によると、宇宙戦艦ヤマトが地球と離れてもサクサク通信してるのはあり得なくて
長官が「ヤマトの諸君」と送信するとヤマトに通信が届くまで数日掛かる、みたいな
事が書いてあって何となく冷めた記憶があるんですけど。
まぁ、また返事が来たら「解決しました」って送ればいいか、と考えてます（w