日本人と神社の関係 | 同床異夢

同床異夢

同じ仲間でも違う夢を見る

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

 

皆さん初詣には行かれましたか?

今年は、天気もよく暖かかったので参拝にはとてもよい三が日でした。

 

           ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ         にほんブログ村

                    

西暦でいうと2017年 平成29年だけど、

日本には皇紀というものがある。

コンピューターの発達で、西暦で書類を管理することが多くなったので

近年は元号も少し存在が薄くなっているような気がする。

これは、官公庁がもっと元号の大事さを理解すれば解消されると思うが

現在は、その逆のことがどんどん進められている。

 

 皇紀と初詣一体どんな関係があるのか?

「皇紀」とは?日本が誕生した年のことで、今年は皇紀2677年

西暦は2017年だから、引き算すると660年も古いことになる。

(10年前は農協のカレンダーに皇紀が記されていたが、現在はわからない)

 

 日本が誕生したのは、現在の今上天皇から125代遡った神武天皇が奈良の橿原の地で即位された2677年前の時である。

 

神社とお寺を混同される方がいるが、仏教は大陸から伝わったもので、

神道は日本オリジナルなのだ、その神道が現在の日本人の根幹を作っている。

仏教も、大陸のものをそのまま使用したのではなく、

日本風にアレンジしたものになっている。

 

東京の護国寺などは入り口に鳥居があったりする。

書写山の円教寺でも祭日は大きな国旗が掲げられている。

「日本風にアレンジ」とはつまり、神道風にアレンジされているということだ。

これは、見た目だけではなくお経の解釈も日本風になっている所が多々ある。

 

現在も、日本という国は外国からよい物は受け入れて、それを日本風にアレンジしたり

元々あったものに同化させたりしている。

わかりやすい例でいうと、ラーメンやギョーザがそうである。

日本のラーメンやギョーザを中国や香港で食べることは出来ない。

中華圏でギョーザというと、天津とか茹でたものである。

焼きギョーザはまずない。

 

そもそも、中華圏では焼いて食べるということは、傷んでいると思われ、

そんなものを売買できないということだ。

 

冷製パスタというのもあるが、これも日本で作られたものである。

考えついた人は、ざる蕎麦をヒントに作ったと言っている。

しかし、これが出来た当時はイタリアでバカにされまくった。

数年たつと、イタリアの三つ星レストランでメニューに載るようになったそうだ。

 

わかりやすいように、食べ物で例をあげたが、工業製品や素材でもこれに似たことが

沢山ある。

 

日本人はなぜ?そういう所に長けているかというと、

これが実は神道の教えだからである。

日本の神道は檀家や細かな経典などがない、誰が参拝してもよいことになっている。

だから、お正月の初詣は沢山の人がやってくる。

外国人も沢山やってくる。

それを、拒んだりしない。

 

他の宗教は、排外的なことが多い。

それは、イスラム教やキリスト教、ユダヤ教を見ていればよくわかるだろう。

しかし、日本の神道はキリスト教でもユダヤ教でもイスラム教でも鳥居をくぐる事が

出来る懐の深い宗教なのである。

宗教という言い方はそぐわないと思うが、わかりやすく説明するために使用している。

なぜなら、神道というのは日本そのものだからだ。

しらず内に我々はその恩恵を受けている。

 

 

この懐の深さが、日本人には自然と身につくようになっている。

こういう事が自然と身についた人が、冷製パスタを作り、宇都宮餃子を作り、リニアモーターカーを作り、ステルス戦闘機を作っているのだ。

 

皇室と日本人、神社と日本人とは切っても切れない存在なので、

このありがたさを少しでも理解出来れば、感謝の気持ちを込めて神社に

参拝してもらいたいと思う。

神社というのは、自分の願い事を言うところではない。

ペットの散歩ついでに寄るところでもない。

 

感謝の誠を捧げる神聖な場所なのだ。

そうやってきたからこそ、2677年も日本という国は続いているのである。

その、考えが間違っているのであれば、こんなに長く国が続くことはない。

 

世界で最も古い国が日本、そして常に最先端を走っている国なのだ。

 

今回も最後まで読んで下さりありがとうございます。

もしよかったら、下記バナーをクリックしていって下さい。

励みになりますので・・・

 

本年も当ブログをご贔屓によろしくお願いします。

 

      にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 姫路情報へ