自衛隊姫路駐屯地60周年観閲式での出来事 | 同床異夢

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開会に先立って国家斉唱が行われた。
団塊世代風の人が私の回りに3名程いたが、
脱帽もしない。
「最近の若者は・・・」という前に、大人は最低限の礼儀作法を身につけてほしいものである。
その後、君が代の演奏に合わせて80代くらいの男性が一人綺麗な声で歌われていた。

回りで誰も歌っていなかったのでとても目立った。
その様子を見て、先程の脱帽しない団塊風世代の夫婦が、
二人で顔を見合わせてニヤニヤ笑っていた。
その人だけでなく、他の脱帽しない団塊くらいのおっさん達も同じような感じで、
その老人を見ていた。

私は、少し腹が立ったので下手くそだけど、その老人に続いて声を出して歌った。

オリンピックなどの競技場で君が代が流れても
歌っていない日本の選手が目立つが、
他国の選手は歌っていることが多い。

日本を否定して己だけがよければよい。と思っている団塊世代くらいの人達は、心を入れ替えるか
日本から出て行くかして欲しいものだ。

来賓の中に民主党の前外務大臣「松本剛明」が来ていた。
私はよくこんな所にこれるな~と思っていたが、彼の挨拶を聞いてさらに驚いた。

「・・・私も外務大臣時代に日本の安全保障に尽力してきました・・・」

「はあ?」

 空いた口がふさがらなかった。
震災発生して間もなくロシアの領空侵犯があった。
空自は、F-15をスクランブル発進させ我が国の領空保全に努めた。
自衛隊の多くが救助活動に人員や機材を割かれていたのにもかかわらず、彼らは懸命に日本の領空を守っていたのである。

まさに、命を削って任務についている自衛隊員達。
国家が傷ついている時に、火事場泥棒のような
ことをするのがロシアという国である。
私に言わせれば、ならず者国家と大差ない。

そんなとんでもない国に、我が国を命懸けで守っている隊員達を差し置いて
ロシアには抗議しない、なぜなら震災で援助してくれたから」
と言ったのがこの前害務大臣である。

彼の発言を言い換えると
「一晩泊めてくれたから、私の家に泥棒に入ってもいいよ」と言っているに等しい。
こんな人が、地元から出たなんて本当に恥ずかしい限りだ。

そんな観閲式の来賓挨拶が永延と続く事に、孫を連れてきた団塊世代風のおっさんが
長いの~いつまでやるねん」

と登壇する人が変わる度にこぼしていた。
隊員達もその都度、気をつけ、休めを繰り返し大変そうであった。

その直立不動の姿を白人の若者がカメラに収めていた。
それを見ながら、先程の退屈している団塊のおっさんが、孫に向って
「自衛隊なんか存在しない方がええや!」
と言った。
私は横にいたので一瞬ムッとしたが、直後にその孫が祖父らしき人に向って
「国を守るためには必要なんや!」と言った。

孫は小学1年か2年位の年恰好だった。
その子が国を守るということを理解しているかどうかは別として、
そういうことを言うのは時代の変化だと思う。

その後おっさんは、
「この人たちが、命懸けで守ってくれると思うか?守ってくれへんで絶対。」

「こんな人らより、姫路に米軍がきたらええんや」

まさに、戦後の共産主義思想とアメリカの贖罪意識、洗脳政策の申し子のような人である。

現在の日本のトップ近くにこのような考えの人が
多いから、日本がよくならないのだと思う。


米軍が姫路に来たら、ガラが悪くなるし、うるさくなるでぇ、おじいちゃんそれでもええの?」

思わす拍手したくなった。
きっと親が自衛官なのだろうと勝手に想像していた。

親がしっかり教育していれば小さい頃から常識を身につけることが出来る。

脱帽をしないおっさんや、洗脳されているおっさんと較べて、この小学生がどれほど大人に見えたことか。姫路空のブログ-国歌斉唱の時は脱帽するべし