「サヨナラ…麻呂くん」第2章 経緯 | Everydayっ!!コーギー祭っ!!

Everydayっ!!コーギー祭っ!!

私のコーギー生活…
常に手にはビデオカメラ、そしてデジタルカメラ。。。
それはプチドラマの連続です。。。
MOVIEのキャストはうちの6コギ。そして主役は3代目のてんまる子。
てんまる子の一生を余す所なく描いた愛と感動の犬ブログをどうぞ。

前回、記事で数多くの温かいコメント、

そしてインスタでの数多くの温かいコメント、

1つ、1つ夫婦でじっくり読ませて頂き

その都度、目から汗のようなものが…泣

 

麻呂くんは私達しか懐かない片田舎の地味で

目立たないコーギーでしたが…

いつの間にかこんなにも多くの方に愛されて、

そして目標となるコーギーだったとは…泣

本当に気がつきませんでしたビックリ

 

 

ドッグランをシニアデビューした

麻呂くんは元々ドッグランの片隅で

存在を消しながらトボトボ歩いている子だった。

尻尾だだ下がり片隅麻呂くん↑

ですが、テン子に触発され、そして私が一緒に走ると

一生懸命、笑顔で走ってくるよーになり、

いつの間にかコーギー集団の中でも

楽しめる…誰よりも楽しそうに遊ぶ子になった。

 

 

ドッグランに行く準備をするとき

5コギの中で1番嬉しそうに興奮する。

「オイラを絶対連れてけよーーーっビックリ的に…てれ(苦笑)

だから私は麻呂くんが体調悪くなるまで

シニア犬とは思っていなかった。

下の4コギと同じように遊びに行き

麻呂くんもゆっくりながら笑顔で

一生懸命ついてきてた…

 

本当に手がかからなかったっ腕。

どんなに歳が離れていても

下の子を快く家族と迎え入れ

仲良く遊び、そして下の子達も

麻呂くんの事が大好きで

麻呂くんに怒ることは一切なかった

(ご飯が絡まない限り…汗2

この子達が温厚なのは

麻呂くんが温厚だから

みんな似てきたところもある。

 

ワンコ同士の関係性はとても良かったおんぷ

5コギ生活は本当に楽しかった。

一生に一度、最高の夢の時間でした。

 

 

さて・・・経緯ですが…

2月14日曇り
伊東市のマッサージ店を予約してあったので
夫婦ともにお休みでしたが、当初
帰りも遅くなるし、4コギのお世話係も必要なので
私1人、麻呂1匹で行く予定でした。
ですが、当日、麻呂くんがジッと見てきて
訴えてきた。
 
ましゅ麻呂「母ちゃんも…」
※信じる信じないはあなたの自由ですよ⤴
 
急遽、奥さんも同行させ、
可愛そうですが4コギはお留守番。
 
 
そうか…。「そー言えば、麻呂くんだけで
   遠出したことなかったナ…」
 
上にも下にもいる多頭飼いの次男坊でしたので
お出掛けはいつも皆で…。
今、思えば1度だけでイイから飼い主達を
独占してお出掛けしたかったのでしょう…妄想
なんともまぁ、嬉しそうでしたビックリ
 
2月上旬あたりから
麻呂くんのオシッコはダダ漏れで
おそらく膀胱の麻痺も始まっていた。

カリスママッサージ師さんから

教わったマッサージを朝晩、毎日コツコツ

「なんとか進行を遅らせなければ…」おこる

という気持ちを込め、麻呂くんに施した。

 

ですが…

2月22日以降から反応が日に日に

なくなっていき、背中も少し曲がってきた…

 

30分間ずっっっと施しても後ろ足は無反応…

 

「麻呂~…ガンバレ~」泣

「麻呂~…麻呂ぉ~…」泣

 

・・・とその時、マッサージしている手を

振り払うかのように麻呂くんは動かない後ろ足を

引きずりながらクルッと私の真正面に座り

ジッと私の顔を見つめてきて…(一切、目をそらさない)

イメージ⤴

 

ましゅ麻呂「もう動かないからイイよ」

ドキドキ「エ!?」

 

私の心に伝えてきた。

私にはTVに出ているハイジのような能力は

全くないが、長年の絆なのかわかりませんが

決してはっきりではないが伝わってきた。

 

そして、もう1つこの時、伝えてきたのは…

 

ましゅ麻呂「もうすぐ…逝くよ」

ドキドキ「・・・・。」

 

私は麻呂を泣きながら抱きしめた泣

そして、その事を受け入れられなかった…

 

 

2月24日にはコーギーオフ会を控えていて

食欲にも波があり、ドライフードが食べれない時もあった。

柔らかいフードも用意してあったので、バナナと一緒に

混ぜてあげた。バナナは麻呂くんの1番の大好物。

どんなに食欲がなくても目を輝かせて食べてくれる。

だから何も食べていない日はなかった。

なのでオフ会も参加させた。

なんとか皆から元気をもらい、もう少し…もう少し…うるうる

でも、もしかしたらこのオフ会が最後かもしれない。

このことは仲間には一切言わなかった。

 

そしてオフ会の日、

救命救急看護師マミーに麻呂くんの

お腹が張っている事を相談したら、

オシッコの絞り出しかたを教わった。

この日からマッサージに加え

オシッコの絞り出しを施した。

オフ会ではテクテクみんなの所に

挨拶に行くかのよーに

歩いては立ち止まり、歩いては立ち止まり

それでも、とても楽しそうだった。

麻呂がみんなの所に何を言っているのか

私にはわかっていた・・・

 

オフ会から帰ってきた晩から

食欲が戻り、ドライフードも完食びっくり

 

元気が戻ってきたっ爆笑

 

まだまだイケるゾおいしい

 

 

 

しかし…

28日深夜3時頃、異変が見られた。

麻呂の体調が悪くなってから私達はずっと

1階で麻呂を看病するために寝ていた。

夜中に落ち着かない様子で給水器を

噛みながらガブ飲みし…

いや、実際はほとんどが下にこぼれ落ちていた。

 

汗2「どこか痛いのか?」

 

麻呂はまたジッと私の顔を直視し

伝えてきた。

 

目「オシッコが溜まっているのかビックリ

 

オシッコ絞り出しをしたら

ペットシートレギュラー2枚分もの

オシッコが出てきた…汗

 

目「腎臓の機能が落ちてきているのか…!?」汗

 

お腹の張りはなくなり、麻呂くんは落ち着き

やっと寝たので私達は安心した。

 

 

 

 

そして2月28日雨

この日の麻呂くんは全く吠えず、食欲も全くなく

バナナ少量をなんとか食べてくれた。

この日の麻呂くんのうんこの回数は10回以上…

途中からはほぼ下痢…汗

私は危機迫るモノを感じたので

私も奥さんも休日だったのでずっと家で看病していた。

午前、午後…麻呂くんはずっと寝ていた。

何かグッタリした感じだった。

でもまだ目には力があった。

 

「まだ大丈夫っビックリ

 

・・・と自分に言い聞かせた。

やはり夕飯のバナナも食べたがらず、

ニュートリカルの栄養剤を麻呂くんの歯茎に塗り

少しでも栄養補給をさせた。

そして私はダメ元で納豆菌ジャーキーを小刻みに

あげたら、なんともまぁ嬉しそうに食べてくれた。

 

「おぉビックリまだ大丈夫だぞっビックリ ゜∀゜;

 

 

 

しかしこれが最後の食事になった・・・。

 

 

 

麻呂くんは庭に運動の為に車椅子で出しているが

芝生はチビっこ達まめ太まつり太郎のせいでハゲ散らかし

雑草も生えていて、どうしても車椅子のタイヤが雑草に

引っかかってしまうので、

僅か2日間で庭の芝生を

総入れ替えし、28日になんとか完成した。

 

「よーし爆笑明日から麻呂くん走りやすくなるゾー」

 

と喜んでいたが、私、

相当疲れて21時には寝てしまった。

 

そして、オコタで爆睡している時、

顔に何かが触る感じがあったので

手で振り払うようにして起きた。

実際は何もなかった顔文字(+´・_・`+)ン?

時間は3月1日0時11分。

麻呂くんの様子をと、パッと見たら…

 

ビックリ「アっ!?

 

麻呂くんが口を開け横舌が出て横たわっていた∑!!

 

怒「麻呂ーーっビックリ」「麻呂ーっビックリ」「ま・・・」

 

心臓はすでに止まっていた…

その声に横で寝ていた浅倉南も起きた。

 

だが・・・

でもまだ充分温かいのでマッサージした…が…

どんどん体温は低くなり、舌は真っ白…。

「麻呂が逝くタイミングなのか…」

0時17分に現実を受け止めた。

本当に逝ってすぐに起こされた感じだった。

 

 

大病院では詳しい検査はできなかったものの

「足以外は問題なし」と言われたが

日に日に弱っていく麻呂くんに思った。

急激に進行していくDMに麻呂くんの身体は

対処しきれなかったのではないだろうか?

DMが高齢の麻呂くんに与える影響は計り知れない。

医学ではまだ解明されていないDMの本当の恐ろしさは

ここにあるのではないか?

正常な機能を果たしていた麻呂くんの身体は

一旦、DMによって機能を色々な所で失い、

隠れていた悪い部分が一気に

噴き出してしまったのではないか?と・・・。

 

 

でも麻呂くんは…

私達を心配させまいと、

いつも元気なように振る舞い

食欲がなくても、なんとか食べてくれ

私達をその都度安心させてくれた。

気丈に振る舞い、良い意味で私達は騙された。

なんという子なのでしょうか泣

なんと親思いの子なのでしょうか泣

そして、亡くなった直後、

麻呂くんは真っ先に私を起こしに来てくれた泣

(救命救急看護師マミーによれば亡くなるとすぐに冷たくなるらしい。)

オッサンの涙は止まりませんビックリ

 

 

そして、唯一の救いは

麻呂くんは苦しまず、眠るように逝ったこと。

周りにいた4コギは敏感な方なのに

皆、落ち着いて寝ていた。

特にテン子はちょっとでも異変があれば

心配そうに4本立ちする。

本当に静かに眠るように息を引き取ったと。

 

 

麻呂くんが亡くなった直後から

私は嘔吐が止まらなくなった。

救命救急看護師マミーによると

ショックによるストレスで急激に低血圧に

なったせいだ…と。

麻呂くんを霊園で見送った次の日あたりから

やっと嘔吐はなくなったが…

目から常に涙が…

麻呂くんが亡くなった時の

フラッシュバックというのでしょうか?

他にも麻呂くんの思い出…

麻呂くんのいない現実…

色々な事が頭を過り、その都度、涙が…。

仕事中関係なしに涙が…。

今が花粉の季節で良かった。

マスクして目が赤かったら

「あら?花粉症なのね~」と見た人は思うから。

 

 

 

 

昨日、O大病院に麻呂くんが亡くなった事を報告しに行きました。

O大病院の受付で獣看護師さんに亡くなった事をお話ししたら、

 

看護師「医院長先生、今、空いてますのでお話ししますか?」

 

と聞かれたので、「是非、お礼を言いたいです」

と返答し、5分後、呼ばれました。

診察室に入ると医院長先生がいて…

なんとすでに涙目だったのですビックリ

まず私が亡くなった経緯を…

 

無表情「急激的な速度…半月でステージ2まで

進行していったDMに高齢の麻呂くんの

身体がもたなかったからだと思います」

 

医者「私も全く同じ推測しました。おそらくその通りです。」

 

無表情「私は先生が仰られたように麻呂くんの喜ぶこと…

 ドッグランに行ったり、コーギーオフ会に行き

 麻呂くんはそれが凄く嬉しかったようです。

 先生、コレ見て下さい」

 

医者「こ・これは…なんという穏やかな…。スゴイ!!

 私はこれまで犬の亡くなったお顔をたくさん見てきたが…」

 

無表情「何も苦しまず眠るように満足したお顔で逝ったようです…」

 

医者「確かに全く苦しんだ様子がないですねビックリ

 本当に嬉しそうに…。

 先日診察に来られた時もなんて幸せそうな

 お顔してるんだ!と思いましたが…」(涙目)

 

無表情「先生のおかげです。

   先生がこの子の喜ぶことをして下さいと仰られたから…」

 

医者「本当にイイお話し聞かせてもらいましたビックリ(涙目)

 

無表情「またお世話になります。

  まだあと頭もコーギーがいるので…(笑)」

 

医者「エェ!?ビックリ

 

 

医院長先生とお話ししたら、気がつきました。

私は廃人になってる暇がないのです。

今いる4頭も麻呂くんと同じように

「楽しかったぁ~」という犬生にしなければいけない

使命が私にはあるのです。

もちろん麻呂くんがいなくなり、

まだまだ落ち込んでいる部分もありますが

昨日のこの純真無垢で底なしに明るいこの子達の姿を

見ていたら、もの凄く元気になってきました腕。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
にほんブログ村