Sun Kil Moon。
Admiral Fell PromisesのアルバムはSun Kil Moonのなかでも特に詩的な曲ばかりが揃っていて、ノスタルジックな気分になれて好きです。
伴奏がクラシックギターメインでメランコリックな異国情緒に溢れていて、ヨーロッパ旅行中の友でした。
クラシックギターの演奏も綺麗で、弾けるようになりたくてひたすら練習したなぁ。。
歌というより詩のように完成された歌詞で、読んでいて楽しい曲です。
以下、和訳です。
--------------
ああ、これは僕のギターじゃない。
友達のところへ届ける途中なんだ。
それに僕は歌い手でもない。
ただ、流れている歌を口ずさんでいるだけ。
空の上で雲に向かってつぶやいているだけだよ。
誰かに知ってほしいと願いながら、孤独な時間をやり過ごしている。
月から降りてきたみたいな気分で、雨の中に立つ君を見つけた。
何人かと笑い合っていて、濡れた髪が頬を伝っていた。
穏やかで、吸い込まれそうな瞳。
北欧の人らしい透き通るような輝き。
その眼差しは炎のように、冷え切った僕の骨の奥まで灯をともした。
今夜、君は僕のミューズ(ギリシャ神話の芸術の女神)だった。
ギターをかき鳴らし、声を張り上げながら、
頭上を飛ぶヘリコプターの轟音に、
かき消されないよう必死だった。
オーレスン。
人混みの向こうから、
君が美しいフレーズを歌うのが聞こえた。
「愛があふれすぎていて、泣きたくなる。」
そんな言葉だっただろうか。
その一節が頭から離れなくて、
何度も心の中で繰り返した。
君がすぐそばにいるせいで、何ひとつ考えをまとめることができなかった。
あの時、演奏すればよかったんだ。
最初から最後まで、ちゃんと。
あのバーで、ステージに上がれと勧められた時に。
でも僕は背を向けた。
楽しげな人たちの輪を離れて。
ただひとり。
オーレスンの黒い海辺の夜へと歩いて帰っていった。
--------------
No this is not my guitar
I'm bringing it to a friend
And no I don't sing
I'm only humming along
Up here in the air
I'm just mumbling at the clouds
Wanting to be known
While I pass the lonely hours
I came down from the moon
I saw you in the rain
Laughing with some people
Hair dripping down your face
Your calm hypnotic eyes
Your Scandinavian glow
I felt them like a flame
Candle in my cold bones
Tonight you were my muse
As I belted and I strummed
Trying not to drown
In the helicopter drone
Alesund
From the crowd I heard
You sing a pretty line
Was it: "there's so much love -
that I wanna cry".
I thought about it long
Had you repeat it in my ear
I couldn't place a thought
without you being so close
I should've played it then
From the intro to the end
When they offered me the stage
At the bar we landed in
But I turned and walked
Away from all the fun
And back into the black
Seaside night of Alesund